ネタバレ・感想あり悪役令嬢は織田信長に憑依されるのレビュー

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造詣の深さに興味と震え
ネタバレ
2022年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふと目に留まった「悪役令嬢」「織田信長」の並び。どう考えても本来交わる事のない個人的に好きなワード(?)が題名に並んでるのをマジマジと見て『なんでやねん』と興味をひかれたので更に良く見たら、戦略・計略 に造詣が深い作者さんなんだなぁとパリピ孔明を読んで思った原作者さんの本でした(おおぅ…好き…)。
戦略・計略の他にも詭計や戦術、はたまた軍神に軍師、などなどの戦国時代の天才武将が好きな方々、この度は第六天魔王織田信長が異世界で蘇りますよ。作者さんの歴史観や軍事戦略などの造詣の深さに震えるし興味をそそられます。
戦略計略とか私が一方的にグダグダ書いてるだけで、物語には織田信長に関わる当時のそれがサラッと出てくるだけですので、基本的に軽く読み進められます。だって…森蘭丸…。え?そのネーミングは…。待って、ちょっと待って。ヒラリとか、そこかしこに点在するネーミング!分かる人には分かるよね。って言う感じの作りですし、娯楽として楽しかったです。
☆4なのは、1巻で完結じゃなかったから。続きものだったか〜。
「悪役令嬢」だけが題材なら1冊でサクッと完結だったんだろうけど、「織田信長」が関わっちゃったらそりゃ無理か。と頭では納得してんですが、続き物として中弛みしたら嫌だなとか織田信長の魅力の見せ場とかが薄まるんじゃなかろうか…とか懸念してしまったりと感情がついてこなくて。なので(恐らく続くであろう)次巻が出て読んでから、また追記出来たら良いなと思ってます。
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