胸キュンが過ぎる!運命としか言えないほどの数多の偶然の出会い方。正味185ページの中にその偶然と必然と運命が書き込まれていて目が離せなかった。触れたくても触れられないもどかしさと切なさ。胸が震えた。普段の2人の言葉のキャッチボールは好敵手同士を思わせ、ふっとした笑いと心を掴むセリフとあり、会話ばかりのシーンも楽しめたし飽きなかった。映像として目に浮かぶほどのシーンもたくさんあり一気に読んでしまった。最初の反り合う会話から2人の運命は始まったのね。素直になったヒーローには隠された真実が。それをいつどのようなタイミングで、そしてそれを知ったヒロインはどう言う反応をするのか。そして知られた後、ヒーローはどうやって本心を伝えるのか。胸が切なくなるシーンの連続でした。もっと2人を見ていたい!とても素敵で素晴らしい作品だと思います。