ネタバレ・感想ありセカンドクライのレビュー

(4.5) 13件
(5)
7件
(4)
5件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
慧が可愛いなぁ。
2025年3月14日
恩人の意にそのままに尽くしたいと焦燥感に悶える慧がたまらなく可哀想で可愛いです。悲惨な子供時代から捻くれた子になってもおかしくないのに純粋無垢。
四角四面な秘書の緒川さんが意外と好きです。麒一郎兄の気さくな遺言手帳がけっこう面白かったです。
いいね
0件
ゆっくり丁寧に読ませる作品です!
2024年4月5日
尾上先生の作品の中で1番好きです。
最後まで徹夜で読み切りました!余韻がまたいい!
お話がスッキリして読みやすく、そしてしっとりとしたところもあり、とにかく丁寧に心情を描いていてゆっくり進むのでストーリーにはいり込めました。
しっかりとした読ませる作品です!
当時人物が少ないってのもいいです。それぞれの想いが優しさと思いやりがある温かい作品でした。
お兄さんが神様のように優しいです。弟の攻めに手帳に手紙を残しているのがまたいい!泣けます!
受けがまた不憫過ぎて斜め上行っているので重いけど重くならずにそのバランスが良いです!攻めが画家で心が温かい優しい人なのでお兄さんは全てお見通しで2人を引き合わせたと思います。おすすめですよ!
ある意味最強の2人だと思います。
いいね
0件
想像力を全開に…。
2023年12月23日
美術の表現はよくわからないから
桂路が描いた慧の2枚で1つになる絵を
文章で描かれていたのを想像するには乏しいけれど
一生懸命に想像力 全開にして 丁寧に読んだ。
双方の立場から書かれていて
お互いが引かれ合う過程が伝わり易くて良かった。
最後のエピソードは未來に期待が持てる幸せな時間だった。
まだレビューは少ないけどたくさんの人に読んで欲しい。
いいね
0件
意外にも痛快な読後感
2023年11月4日
好きな美術界、良きタイミングでめくられる遺言の手帳、個性の明確な登場人物。静かで落ち着いた雰囲気にもかかわらず起承転結がしっかりしていて最後までワクワクしながら読みました。重い背景に切なくも優しい愛情が沁みます。
いいね
0件
素晴らしい着地
2023年7月8日
兄が遺した慧と右腕(緒川)と手帳がもう本当にいい。。主役はもちろん桂路と慧なのだけど、影の主役は兄。慧を引き取り、絶対の信頼のおける彼の後見人も残し、何より桂路と慧の幸せを願ってすべてをお膳立てした。最初はこんな噛み合わなくてどうなるのかとハラハラしたし、すごく重いストーリーなのかと不安にもなったけど、適度に軽やかで読後は幸せになれました。すごくすごく良かった!
いいね
0件
兄が遺した道しるべ
2023年4月27日
生活の糧として描く絵、進む道に迷いながら描く絵、溢れる思いが描かせる絵。桂路の画家として生きるための苦悩は誰しも共感する思いでしょう。優しい理解者であった兄もきっと壁の絵を見ながら思いを同じにしていたんだろうな。桂路と慧を出会わせた兄の真意を探すような話の運びも、そんな二人が真逆なキャラクターであるところも面白いです。個性的な秘書との会話もユーモラス。桂路と慧はお互いを道しるべにするように光に向かって生きていってほしい。兄の企みは大成功だったようです。
いいね
0件
よかったー
2023年3月23日
よかったー。
なんか言葉がないんですけど、すごくよかったです。
なんかこう、わきあがるっていうか、みたされるっていうか。しみこむっていうか。
いいね
0件
やりたいことがみつかってよかった
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子どもの頃に親に愛されず、きちんとした教育を受けられないとやっぱり後々まで色々と大変だよなと思いました。慧は麒一郎さんに色んなものを与えてもらい、たくさん学んで社会に適合できる人になったけど、どうしても埋められないものがあったんだろうなと。桂路と過ごす中で慧のなかにだんだん人間らしさが芽生えてきたのが嬉しかったです。好きな人、やりたいこと、行きたいところ。。。と、新たな経験ができてよかったね!l
いいね
0件
ちょっとしたファンタジー
2024年4月24日
作者さま買いです。本作もグイグイと惹き込まれてしまうお話でした。流石です!ただ、ちょっと現実味に欠けて感情移入が難しかったです。そのお陰で、慧の生い立ちの場面では詰まることなく読むことが出きたのですが。
いいね
0件
セカンドクライの意味
ネタバレ
2023年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 彼が「人間になる」ためには必要な嘆きだった。
風船の中身が何なのか。破れて残る物は何なのか。じゃあ自分は?
2人の周りに正しく優しい大人がいて良かった。
いいね
0件
兄が本当に偉大な人!
2023年7月16日
いろいろな事情があったのは承知しても、兄と弟、2人がもっと一緒に過ごせたらと思ってしまう。秘書見習いの慧と、弟を引き合わせたお兄さんの人を見る目はさすがでした。個人的に秘書の緒川さんが坪でした。緒川さん視点の話があったら、読みたい。
いいね
0件
芸術と哲学的な二人の問答が面白い
ネタバレ
2023年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家を飛び出て画家として慎ましく暮らす御曹司の次男攻め。唯一自分を気にかけてくれていた兄が死に、遺言と共に残されたのは秘書見習いの大学生受け。遺言に従い同居することになった二人の話。指示に忠実で融通が効かない頑固な受けと、自由に大雑把に生きる攻めの正反対な二人の暮らしぶりが面白かった。毎日決まった時間に完璧な朝食が用意される優秀な秘書との生活、一見理想の生活なんだけど得体の知れない歪さや違和感が描写されているのも面白かった。受けの融通の効かなさを言い方を変えることで方向転換させられる攻めの臨機応変さに関心する。言語化が難しく抽象的な表現になってしまう受けが抱える心の問題や悩みに対して、同じ抽象的な目線で相談に乗れるところもベストマッチな二人だった。お互いに必要なものを兼ね備えていて良い影響を与えられる二人はそれぞに兄が残した遺産なんだと思うと凄い采配に感心しちゃう。
いいね
0件
二度目のクライがよわい
2023年9月4日
キレイなお話でした。
展開も王道ど真ん中で、例えるなら全盛期の月9のような。全盛期の北川悦吏子さん的な?
キレイなコンソメスープ?

金魚が人間になる下りは秀逸だと思った

千葉県にある夢の国が好きという方には全力でお勧め出来ます!
レビューをシェアしよう!
作家名: 尾上与一 / 草間さかえ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫