ネタバレ・感想あり孤独な煌帝の幸せの金糸雀のレビュー

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心揺さぶるとてつもなく美しいお話
2023年3月1日
不憫な受と、輪をかけて不憫な攻。お互いが自分の事より相手を思い、相手の幸せを願う姿に何度も涙がこぼれました。二人共があまりに無欲で、ただ相手を想う気持ちだけを支えに生きようとする姿が本当に尊い。寄り添い合って、永く幸せに暮らしてほしいと心から思う。ただ、受の家族は心配しているだろうなぁ。いつかどこかで、無事だけでも知らせる事ができたならいいな。彼らの暮らしはきっと良くなったはずだし、どこかで再会できたかな。だといいな。
鳥籠の鳥だった攻めが受けに救われる話
ネタバレ
2023年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても面白かった。涙が宝石になる一族「涙精族」の受けと、皇帝の攻め。人買いの襲撃を受け後宮のお姫様に「愛玩動物」として飼われていた受けがなんとか脱走したら攻めに拾われる話。誰にもバレずに後宮の外に出るために、大勢の出入りがある祭りの日まで身分の低い姫として後宮の端っこで暮らすことになる。行き当たりばったりで脱走したりするけど、追われる流浪の民として生きてきた分達観していたり人間観察に長けているところがあって受けのキャラクターが良かった。後宮で過ごすうちの後宮のおぞましい実情が見えてきて、その中で一人孤独に生きていこうとする攻めが悲しい。受けが後宮を出ていく前の最後の夜の二人の会話がめちゃくちゃ良い。攻めが受けにした頼み事が健気すぎて泣ける。切なくて悲しい。受けが攻めにあげた特別な涙の宝石を「これだけはとらないでくれ」と意識が朦朧としながらも握りしめ続けたシーンも泣ける。
はぁ?が多い
2023年4月3日
読んでいて凄く気になってしまうのですが、はぁ?の使い方が多いのでクセなんでしょうか?

無料立ち読みの分だけでも10回程でてくるので。
「は?」「ーは?」「ーはぁ?」という返しになっていてそんな返しで良いのか?と集中できない。言葉を忘れたのか?
「ー」←この長い棒も沢山使われてます。あまりにたくさん使われるとこれもまた集中できない。テンポが悪くなると思うんですが、気になりませんか?

王道の溺愛が好きなので好きな作者さんなのですが、読みにくいという印象を受けています。
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作家名: 貫井ひつじ / hagi
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA