同じ顔の男に前世で三度◯された記憶のあるヒロイン。そんな恐ろしい記憶があるなんてメンタルがボロボロになりそうですが、四度目の今世では生き延びるために努力を重ね才女として社交界で噂になるほどの令嬢になります。そんなヒロインが王子であるヒーローとある時目が合ったことで、自分を前世で三度も◯した男と同じ顔だと気が付き恐ろしさのあまり逃げようとしますが、ヒーローに捕まり告白された挙げ句◯禁されそうになる始末。なぜヒロインが前世で◯される記憶だけあるのか、なぜヒーローが初対面のヒロインに執着するのか謎が徐々に明らかになるにつれて面白くてつい時間を忘れて読んでしまいました。番外編は完璧な王子であるヒーローの家族想いな一面が描かれていて良かったです。ヒーローの愛情や執着は重いですが、ソーニャらしさで言えばもう一声!と思うソフトなストーリーでした。けれど個人的には大満足の作品でした。