ネタバレ・感想あり皇帝陛下の閨姫~異世界では甘くて重い執着愛から逃れられないようです~のレビュー

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色々モヤモヤしてしまいました…
2023年6月7日
前向きで、回りの人に好かれるヒロインは良かったです。でもヒーローに対しては、閨姫の慣習を忌避しながらも、自分からは抱いてないってだけで、全くの拒絶はしてなさそうだし、嫌悪感は拭えませんでした。前半で出会ったヒロインの事を心配してくれたラウレンスが再登場するのはなんとなく分かったので、ヒーローの酷い態度との対比で、ラウレンスの方が好感度が高すぎました。話自体は面白かったけど、誰のこと?って事や、文章のリズムが私には合わなくて、読みながらモヤモヤしてしまったのは残念です。
解せない点もあるけど
ネタバレ
2023年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きが気になってどんどん読んでいったら終わった。。で読破してから「おかしくね?」が追いかけてくる感じです。とにかくヒーローに肩入れできない。逃げ切れ!って思ってしまう。なのに結局そこかよ!ってなる。もう1人の方がよくない?等々後から後からツッコミどころが出てきます。だけど夢中で読み進めてしまう。だから面白かったのかな、です。
ヒーローがかっこよくなるのは終盤から
ネタバレ
2023年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半のヒーローは特に、顔以外にいいところがほとんど無い描かれ方なので、正直当て馬役とくっつくべきとしか思えない展開が続きます。イライラする流れでも、根気強くヒーローの成長を待てる人なら、読んで楽しいかと。
簡単に惚れて溺愛!ではなく徐々に分かり合っていく流れ自体は嫌いではないので、私自身は楽しく読めました。

文章には若干主語がよく分からなかったり、ここで逆接なの?と不思議に思う部分があったりしたので、少し読みにくかったです。また、妊娠の流れ(皇帝の胤と証明しづらすぎる状況)や公爵夫人の復活までの流れは無理があって、周りの人は簡単に受け入れすぎじゃないかなーと気になりました。
TLになるのは中盤以降
ネタバレ
2023年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず皇帝(ヒーロー)に合うまでに5分の1もかかり、いきなりの濡れ場では顔も見せず、話もしないなど、まともな応対もなく中盤まで続き。
ヒーローがとにかく怖くて、ヒロインが逃げ出した時には「そっとしておいてやって!」と何度も思いました。
いつから閨姫を設けていて、これまで何人いたのかは分からないけど、いくら避妊の薬を飲んでいたとしても、何人か子供がいてもおかしくはない。
それでも子供が出来てなかったというのは、ファンタジーだから許されるんだろうけど。
これまでの閨姫との密事の描写があったにも関わらず、ヒーローは「閨姫の誰も抱いた事はない」と発言していたのには「これまではマグロだったという意味で、自分からは抱いた事がないっていう意味ね」と読者は理解したけど、ヒロインは「私だけだったのね」と勘違いしているのでは……。
そもそもこの2人が両想いになった理由も夢がなくて、ヒロインはヒーローの顔が好きだと断言してるし、ヒーローもヒロインの髪の毛とかちょっと変わってたってのと、閨での相性が良かったからだよね?
面白くはない訳じゃないけど、読了後もヒーローへの嫌悪感があって、横槍のラウレンスと結ばれて欲しかったなーと思ってました(笑)
駄作
ネタバレ
2023年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第六章の途中まで読んでの感想です。
他の閨姫と違うと感じることがきっかけで皇帝がちほに興味を抱いたところまでは理解できた。
結局のところ顔も声もわからない、体の相性と仕草だけで気に入って
本人に気持ちを伝えることはおろかロクなコミュニケーションも取らずに権力で手籠めにしようとし続ける皇帝の異常な強引さに終始苛立って全く面白くなかった。

出逢いが特殊な溺愛系のお話かと思って読み進めたけど、一向に異常な枠組みを脱しないまま進み続けていくのでストレスマッハ。
このあとを読み進めた想像をしてみて、愛をはき違えた愚かな色ボケ権力者と、顔だけがいい男に良いようにされて簡単にほだされる中身カラッポ女のご都合主義ストーリーにしかならなそうと感じたため、読むのを放棄しました。
希望的観測だけで読み進めていって、結局どこにもたどりつけなかった徒労感みたいなものを覚えた。

主人公のちほは、このストーリーのせいか逆に謙虚さの裏に打算やあざとさが見え隠れし、第三者視点で見ていると少々鼻につく。
異世界転生設定もほとんど活かされておらず、何より読んでいて感情移入できそうなポイントがない。
別段可哀想とも感じない。

クレイシー、ラウレンス、執事夫妻とウィルマの部下2人は良いキャラ。
でもそのキャラたちのために何かできるほど好きになれる要素はあるかというと、不足は否めない。

いろいろあってみんな良いと思いますし、タイトルに「重い執着愛」とあるので、本作はこれでいいのかもですが、個人的にはとんでもない駄作でした。紙と時間の無駄。
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