ネタバレ・感想ありオリオンは恋を語るのレビュー

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大好き!
2024年11月2日
「バイオリニストの刺繍」が大好きで、めちゃくちゃ待った続編ですごく嬉しい!響さん激ツンだった前作に比べたら、ちゃんとデレてた。諦めながら生きてきた響さんが、いろんなことがあるけれど、前へ先へ進んでいこうという気持ちが溢れていて、こちらも元気をもらいました。もっと続きが読みたい!響さん大好きです。
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世界へ一歩踏み出す勇気を
ネタバレ
2023年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 閉じた世界で生きていた響。新良と出会ったことで少しずつ、世界を開こうとしていくけれども、過去の体験を。辛い体験を思い出して、躊躇い始めます。当然のことです。健常者にはわからないナイーブなこと。それは言葉にしたりすることも辛いことでしょう。新良にはそんな事は思いつかない。それは、仕方ないのです。自分じゃないから。けれど、理解したい。だから話してほしい。違う世界で生きる2人は少し、掛け違えをしてしまう。そのまま。そのままになっていく道もあったけれど。心が。心は互いを求めていたのですね。出会った事で少し、互いに成長していく。変化していく。素敵な星のセレモニーまでロマンティックにした2人。次の一歩へ。素敵なお話でした。金先生のイラストがまた良かったです。
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ますます甘く
2023年7月5日
続編にてますます近づく2人の距離と感情にグッときました。
前回から変わらず響くんを支えながら前に押し出そうとする新良に、いい男だな~と2度惚れしました。2人の成長と揺るぎない愛情が読めて満足です。
これから読まれる方は「バイオリニストの刺繍」も併せて是非2冊セットで。
「バイオリニストの刺繍」の続編
2023年6月16日
BL小説、新刊作者さん買い。ようやく電子版が出ました〜。
バイオリニストの刺繍→オリオンは恋を語る の完全なシリーズものなので、バイオリニスト〜から読んでください。
バイオリニスト〜で両思いになった、超絶イケメン有名バイオリニストの館原×聴覚障がいがある刺繍作家の吹野。
せっかくの夏休みだったのに館原はコンサートの準備があるため東京の自宅へ戻らなくてはいけなくなった。吹野は館原と過ごすため軽井沢から東京へ出て行く〜っていう、軽井沢の優しい自分だけの砦で縮こまっていた吹野が、ドアを開けて外の世界でもう一度足を踏み出す、吹野目線の続編。
聴覚障がいがある吹野がそのことによって強いられてきた辛い思いを、吹野目線なのでありありと感じられて、甘いだけでなくて少し苦さもある前半ですが、吹野も館原と出会うことで変わり、強くなっています。前作に登場したピアニストも、なんだかほんとうにいそうなリアルな方で、ふたりの仲を少しだけ波立たせたり、でも憎めない、ちょうど良い距離感で書かれてるのが上手いなーと。
前作と同様にクラシック音楽が流れてくるような文体で、作中に出てくる曲を聴きながら昼下がりに読むとトリップ感味わえますよ!
付け加えるなら、作者さんのエチはいつも通り甘々で濃いです(エチメインの作品ではないのです!が!作者さんの作品にはやっぱり期待してしまいます)
受け、街へ行く編
ネタバレ
2023年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。軽井沢に引きこもっていた受けが攻めのコンサートを鑑賞しに東京へ来たり、攻めの家にお泊まりしたりする。自分の事情を知っている人達や攻めを相手に快適に暮らしていたので、東京に訪れて長らく忘れていた気持ちを思い出したりする。受けが日常で感じる気まずさや不便さがしんどい。特に電車のアナウンスが聞こえないってめっちゃ大変やなって思いました。あと電車の中で不審な人がいても反応が遅れるわけだし…。そういう不便さやコミユニケーションのトラブルを笑って当たり障りなくすませようとしてしまう受け。攻めは自分に対してもそうやってすまそうとしてくる受けにモヤモヤ。攻めに手間や迷惑かけたくない気持ちって乗り越えるのがとても大変そう。攻めのプロポーズがロマンティックで良かった。
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作家名: 砂原糖子 / 金ひかる
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館