ネタバレ・感想あり給食のおばちゃん異世界を行くのレビュー

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史上最高に愛あふれた召喚の物語
ネタバレ
2025年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ いまだかつてこんなに召喚された勇者たちに優しい世界があっただろうか(いやない)? 福利厚生人権尊重どこにでもあるでも自分は許されなかった得られなかったものをこれでもかと取り返せるこんな世界、わたしが行きたい。どこまでも与える者である和葉だけでなく、召喚された5人が5人とも、なんなら彼らを迎えて護り導く人達も、全員くっきりはっきり生きて動いて泣いて笑う。恋愛要素は薄いのかもしれないけど、それを補ってあまりある愛。愛でしょこれは愛あふれる世界の物語。大切な人たちの誰一人かなしくも淋しくもないと思えるのも最高。まだこれから悠久の時がある。毎日楽しいんだろうなぁ。作者様買いでしたが予想を上回る壮大さとスッキリ感で文句無しの☆5。続きでもスピンオフでもいくらでもおかわりいけます待ってます!
余韻が消えぬままつらつら考えたので追記。
恋愛要素は薄いと書いたけど、ザザさんとザキルの在り方はとても滾る。お互いに、あいつには勝てないと思ってる部分と、でもカズハを手に入れた(る)のは自分だし、と信じてる部分がある。当のカズハはそんなことにはついぞ気づかず、ザザさんと添い遂げるだろうし、その後も愛とガッツにあふれる生き方を貫くだろうけど。この色気あふれる二人の男の感情の変遷と生き様が見たい。見たい。突き詰めたらずっとここで萌えられる。なのにカズハはそんなことには…w
長編なのに読み直しちゃいました。やっぱり最高の物語です。
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異世界の勇者の在り方
ネタバレ
2025年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 難しくて面倒な問題を力技でなんとかしたのがこの作品の凄い所だと思います。面白かった。シリアスな部分もどこか面白さを差し込んで来る主人公が正しくラスボスでした。最終的にハッピーエンドなんじゃないかと思ったので少々の矛盾やちょっとグロい戦闘もありますが、3巻分十分楽しんで読めました。
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他とはちょっと違う異世界もの
2025年1月13日
純粋に面白かったです。
後半に行くにつれて主人公の向こう見ずさにイラッとする場面があったけど、心の中に抱えるものとか色々と泣ける要素もありました。最後は意外にもオールハッピー?なのかな?
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全3巻読了
2025年1月5日
1巻面白かった。2巻と3巻前半は、ちょこっと飽きてきたけれど(なんか繰り返し・・?)、ラストが良かったので、満足です。3巻の冒頭イラストは多少ネタバレ感があるので、注意です。
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ひと味違う異世界もの
ネタバレ
2024年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ とてもおもしろかったです。主人公一葉が本当は45歳なのに子供の体で勇者として異世界召喚。勇者は5人。召喚の条件に絶望があり、もしかして5人分の鬱エピソード出てくる...?と身構えましたがそんなこともなく。主人公含め3人分は出てきましたが、他2人の具体的な話はなし。でもちゃんと異世界で師や同僚に相談してると触れられていていいバランスでした。3巻前半である程度まとまったんじゃない?残りページどうするのと思いきや!魔族、魔王の正体や一葉の選択や願いなど、先が読めない展開で最後まであっという間でした。コミカライズで読んでいる愛さないと〜など、この作者さんは魔王と言われる敵方のことを単純な悪として描かず面白いです。その後のエピソードももう少し読んでみたかった。
一葉が子持ちの45歳の割に天然すぎなところや、たまに読みにくいところもありましたが概ね問題なし。ザギル優秀すぎ。勇者メンバーみんないい子。ぜひコミカライズして欲しいけど、誘拐シーンやそのトラウマ場面、魔力やりとりの描写などがあるので難しいかな。
カズハちゃん最高!
2024年4月13日
主人公カズハの言動が面白くて、吹き出しちゃうので外では読めません。そんなコミカルなお話の所々に入っている絶望感とか焦燥感とかに涙してしまいます。コミカルとシリアスのバランスがすごく良くて、大好きなお話です。
大人向け
ネタバレ
2024年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公が誘拐された時点で大人向けだと思いましたが、三巻は別な意味でも大人向けでした。そこまでしておいてなぜ扉絵になる?と思いながら読みました。だから、しろ46さんだったのかと納得しつつ。愛がテーマなのかな。考えさせられましたね。文章力高いなーと。良かったです。
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3巻お待ちしてます!
2023年11月12日
アビーちゃんも好きですが、私はこちらの給食のおばちゃんの方が大好きです。思ったより早く二巻にお目にかかれて嬉しいです。
ザザさんの押しきれない態度も良いですが、ザギル、カッコいいです。3巻もザギルたくさん登場するといいなと思ってます。
ドン引き
2023年9月23日
こんな結末があるの⁉ってくらい想像を斜め上に行ったお話でした。途中途中も常識では無い方向へ行くので面白いですし、おばちゃん的に無理がある行動パターンだし、他の転移者も出来すぎです。そんな出来すぎな人たちが絶望を抱えているのも凄いなと思いました。精神的に壊れても不思議では無いのにある意味強い。転移の条件が絶望と人数だけの様ですが、それだけじゃないのではと思ってしまいます。それ程年齢性別に関わらず出来た人間性で応援したくなる人達です。設定も結果も全てが今までにないパターンで面白かったです。この作者さんの他の作品も読んでみたいです。
1巻読みました
ネタバレ
2023年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先のお二方のレビューにまず同意。主人公を含む5人の召喚者たちそれぞれに事情があるようだけれど、このキャラたちも突飛な思考な人がいなくて理解できる。主人公のおばちゃんが14歳の体になっていても思考はおばちゃんのままで自然なのがいい。どこか冷めて周囲を見ている感じといい、でも相手のことも周囲のことも見守る温かさ。クスッと笑える要素もありつつ話の柱が意外とシリアスで涙したり考えさせられたりと忙しかったです。ホントこのタイトルは損。2巻待っています。
タイトル詐欺だー!
2023年8月7日
タイトルと本書の始めだけ読んだらほのぼの異世界ライフを想像しちゃうじゃないですか!
でも全然違います。いや、優しい世界なんですよ、魔物や魔族がいて、死とも隣合わせの世界だけど、人が優しい。勇者として召還された人たちは前世(?)の記憶の保持も人それぞれだけど、どうやら前世で『虚しさ』を痛感したことがある人たちで、だからお互い思いやることが出来るし、前世に還りたいと泣く人もいない。今出来ることを一生懸命やろうとしている。
中盤以降はなかなかシュールな、息も吐かせぬ展開の連続で、先の予測が全く出来ず。どう考えてもストーリーとひしては序盤の1巻。でも涙が出てしまいました。
これからどうなるのか、ただ大人しく次巻が出るのを待つしかない身がもどかしいです…
予想外(失礼!)に泣きました!
ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルから、ご飯系で楽しそうだと思い、読み始めました。 おばちゃんだった主人公が異世界に行ったら子供の身体になっていた。 ということは逆のパターンもあり・・・ ここで1回泣き、勇者に選ばれた理由で悲しくなり、最後の彼女の頑張りに再び涙しました。 * 訓練の様子やご飯のところなどは楽しく、面白いですが、戦うとは何か、誠実とは何か、という点も考えさせられました。 そして”母親業”をこなす世の女性、男性に改めて感謝の念を抱きました。 * 若干読みにくい(わかりづらい)箇所もあり、減点しようかとも考えましたが、私的に内容がよかったので☆5にしました。 恋愛面のお話は1巻では無いですが、勇者たちの仲がよく、召喚した国の人達とも良い関係を築いています。 WEB版ではまだ続いているので早く続きが読みたいです!
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