ネタバレ・感想ありpeikkoのタティングレースアクセサリーのレビュー

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作品デザインは◎、本の実用性は△
2024年5月9日
130ページ。
実際に販売されているアクセサリー作品のレシピが見られます。作家さんの作品というのは購入できる場所も数もかなり限られるので、こうして作り方がわかるというのはありがたいです。センスのお裾分けをいただいて、楽しんで自分の手で作れるって嬉しい。
ミモザのネックレスがほんとうに気に入っていて、来年のミモザの季節までには完成させたい。
この作家さんのアクセサリーに憧れてタティングを始めた自分にとって、作品のセンスや、アンティーク風の世界観ある本のデザインは文句なしの星5つ。
ただ、実用書としてのマイナス点があるため、総合の星4つです。
実用する際の注意点は以下。
〜〜〜〜〜
おしゃれな作りの本で、全くのタティング初心者には向いていないと思います。
作品の名前が全部英語表記なので、英語に親しみのない自分には見づらいですし、作り方の説明も懇切丁寧というわけではありません。この本だけで作れるようになる方もいるかもしれませんが、ある程度タティングに慣れてからの方が良い気がします(私は初心者向けの本で勉強しました)。
また、アクセサリー金具付きの作品が多く、丸カンでペンチを使ってつないだりしますが、その点についての作業説明は無く、金具の扱いを知らない場合は自分で調べる必要があります(私は初心者向けアクセサリー作り本で勉強しました)。
あとですね、作品に使用されているネックレスの留め具がおしゃれですてきなんですが、留め具については「好きなものを」という旨の記述しか無く……。その金具がどこで手に入るのかが知りたいんじゃーーー(涙)!ってなります。丸カンのサイズ、チェーンの太さ、留め具の名称、その辺りの細かい記載が無いので、そこは膨大な種類の金具の中から自分のセンスで選ばねばなりません。
既刊の3冊+新作ということで掲載点数は多いですが、3冊の合本という訳ではないので、自分の所持している既刊2冊に掲載されていてもこちらに掲載されていない作品は多いです。あわよくば手持ちの紙本を断捨離……と思っていましたが、その野望は潰えました。
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