ネタバレ・感想あり王女アウローラ~初恋の騎士は悲運の乙女に愛を誓う~のレビュー

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一気に
ネタバレ
2024年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めたら次から次にページをめくる手が、止まりませんでした。様々な要素が、散りばめられていてストーリーとしてかなり秀逸な作品です。
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可哀想すぎる…
ネタバレ
2024年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 父王からは関心をもたれず、兄達からは虐められ、常に隠れるように生きてきたアウローラが、母親すらも無惨な形で奪われ、無力に生きるのは仕方なかったとしか泣。にしてもいろんな本読んだ中で最高にクズでクソな王に兄王子達だったわ。王族の重み、役割が少しもわかってない。確かに父リカリアスも可哀想な環境で育ったけどさ。これは完全にリカリアスの親である前王や妃が悪い。出来が悪いとはいえ見放すべきではなかったよね。もしくは最初やらかした時に毅然と、王家から追放すべきだった。ハピエンにはなるけど、ツラい展開が終盤まで続くので、重い暗いのがムリな人にはオススメしません。一度愛する人と離れたり、死を覚悟するようなシリアス展開が好きな方はぜひ読んでみては。
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よかったです。
2023年10月4日
逢矢先生の作品は結構読みがいがある作品ですが、今回もとてもよかったです。また、悪役の悪者ぶりもすごいです。最低なやつと口からつぶやいてしまいそう。たくさんの犠牲の上に立つ二人の幸せはちゃんと犠牲にした命も大切に弔ってくれそうな気もします。今度こそ幸せになってね、と心から思える作品でした。
初出は10年くらい前の
2023年8月28日
Web版の本作。原版が好きでちょくちょく読み直していました。大幅な加筆と若干の設定変更が加えられ更に読み応えのある作品になっていて満足です。
ヒーローsideも充分な量があり、ヒロインの生い立ち境遇だけでなく宮廷の腐敗、情勢なども盛り込まれています。
その後の二人の話が余り加筆されていなかった点が少し残念でした。
うすくちさんの表紙絵良いですね。隣の席の変な先輩とは違って硬派な感じです。
女王のエグい半生。
ネタバレ
2023年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 200ページ挿し絵なし。悪しき国の王女ヒロインと護衛騎士である公爵令息ヒーロー。ヒロインの父である国王は惰性を貪り、国は没落寸前。そんな折、ついにヒロインの護衛騎士であるヒーローは父と共に悪政に立ち向かうことになり…という話。Web掲載の頃から大好きで、書籍化は楽しみでした。あんな短いお話だったのに、こんな骨太で重厚な作品に生まれ変わるなんて。やっぱりプロの作家さんは凄いですね。ストーリーは大まかに二部構成で、前半は悪政に苦しむ国とヒロイン、後半は女王となったヒロインの苦悩…という感じ。どちらもこれでもかとヒロインが痛めつけられます。かといって今流行りのドアマットという訳でもありません。王族ならではの不幸ですね。ずっと辛かったです。甘いシーンはほとんどなく、最後にようやくといった具合で感慨もひとしおでした。殺ることやってるのでハピエンとは言えないかもしれませんが、これで良かったんだと思います。シリアス好きには間違いなく刺さりますよ。オススメします。あーんうすくち先生の挿し絵が見たかったぁ。※追記→あまりにもこの作品が好きすぎてPO/Dしちゃいました。(何故かNGワード引っ掛かりました…)
涙無しには読めない
ネタバレ
2023年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインのおかれた立場が、本当に可哀想で涙無しには読めませんでした。ヒロインの父王や異母兄の存在が、これでもかというぐらいヒロインを痛めつける。ヒロインの母や公爵親子が、ヒロインを守っていたので良かったけど、母親の死やヒロインを狙う男達がこれでもかと出て来て、読んでいて辛かったです。ヒーローと本当に最後まですれ違いつつ、最後の最後にハピエンで終われて良かったです。
重くて暗い
ネタバレ
2023年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ わりとシリアスなお話でした。
ヒロインが不憫過ぎて、最後も一応ハッピーエンドだとは思いますが、完璧にハッピーエンドとは言えない感じの終わり方でした。
でも最後まで飽きずにじっくり読めたし、ヒーローもヒロインも一途で真面目で不器用で、一生懸命生きてる感じが好感を持てました。
わりと重くて暗い話なので、再読するかは分かりませんが、とっても面白かったです。
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重苦しい
2025年4月30日
読みごたえは凄くあって、一気に読んでしまったが、何故ヒロインばかりが…と辛くなる。読み返したいかは…
約8割がヒロインが辛い環境。幼少期が若干幸せな雰囲気。
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救いはある
ネタバレ
2025年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命に翻弄される二人のお話です。愚王だった父親ですが、最期のシーンでは、この人も寂しい人だったんだなと思いました。ですがやったことは残虐非道で許されるものではなく、そんな父のせいで疎まれ、憎まれる女王になったヒロインがやっぱり一番の被害者だったなと思います。
最後は幸せに暮らせたので、良かったです。
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悲運の王女
ネタバレ
2024年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪政を敷く父王には顧みられずに母親も父王に貶められ死んでしまった不遇の王女ヒロインと、ヒロインの護衛騎士ヒーロー。
ヒロインがずーっと可哀想でした。優しい性格から抗うこともできずに悲運に翻弄された半生。名を捨てた後はヒーローと幸せになったと思いますが、悲運な時間が長すぎて読み疲れました。
ヒーローSideあり、ヒロインへの気持ちはよくわかりますが、もっと早く連れ去ってほしかったです。
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切ない主従関係の両片想い
2024年1月11日
読み終えて、静かなホッとした気持ちになる作品です。
作者の逢矢先生の作品は何冊か読ませていただいていますが、今回の作品は他よりもやや重くて湿度高めの内容だったと感じます。
キラキラしたヒーローとヒロインのストーリーではありません。狂った父王に人生を振り回されながらも健気に生きるヒロインの辛い人生と、そのヒロインを陰で支えながらも想う気持ちを抑えて衛るヒーローの切ない関係を描いています。
ヒーローとヒロインの関係性も主従関係で私好みでしたが、内容が重いのでキュンキュンやドキドキよりも切なさが上をいき同情の気持ちで読みました。
でも、お互いに相手を想う気持ちは文章から伝わってくるし、作者さんの上手い表現で美しく、そして優しく描かれていて重いけどそこまで不快になる感じはなく良かったです。
2人に大きな試練が何度もありますが、最後は2人にとってのハッピーエンドとなり、読み終えて安心しました。
ラブコメや可愛い作品をお求めの方にはオススメしませんが、ちょっと重くて切ない主従関係の作品が読みたい方には良いと思います!
純愛大河小説
ネタバレ
2023年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ サラッと読めるかと思いきや以外にボリュームあり。でも繋がりが良くて飽きせずに一気に読めます。
冒頭から不幸のオンパレードの世界観ですが、ヒロインヒーローの気持ちは初めて会った時から変わりません。
しかし結婚して2年は仮初の関係で本当の夫婦になるのは全てを捨ててからって…あまりにも救われ難い状況に個人的に星マイナス一にしました。ベテラン作家様なので安定の作品力です。Rシーンはラスト近くの一度だけです。
WEB版短編からここまで!?
ネタバレ
2023年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重厚で重たいストーリーですが、切ないながらも、最後が幸せになれて良かったです。挿絵はないけれど、かえってそれが良かったかと…。
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