ネタバレ・感想ありシンデレラは魔法を信じない 高嶺の桜は秘書室長の執愛に乱れ咲くのレビュー

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又出逢ってしまった
ネタバレ
2023年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心踊る作品に。最愛の母を亡くしたヒロイン。父は再婚をし義母と義姉が出来たが、ふたりはヒロインを蔑み疎んであげつらう。父親でさえ義母達の言葉を信じ全く庇う事もない。失意の中、高級クラブで働き始めるヒロイン。あれよあれよとナンバーワンへと上り詰める。しかしその店でのトラブルがきっかけで辞めざるをえなくなる。そこに現れたのは副社長秘書として働くヒーロー。強引ながら何故か惹かれていくヒロイン。ふたりを取り囲む私利私欲、魑魅魍魎に囲まれ、運命に翻弄されていく……ふたりを中心に様々な思惑が蠢き出す。信頼できる仲間がひとり、又ひとりと増えていく……凄く読み応えもあり、苦しくて涙がこぼれました。登場人物皆に様々なバックボーンがあり、それが複雑に絡み合い……又出逢ってしまった。ステキな作品に。感謝。
頑張れ灰かぶりシンデレラ
ネタバレ
2023年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 継母や義理姉、唯一肉身の実父からも、これでもか!と何度も心をえぐられ苛まれても、凛とした態度で前を向き信念を曲げることのないヒロインの力強い姿は応援したくなりました。ヒーローを始め支えてくれる存在を得て更に輝くヒロインは逞しく美しい女性でした。人の心の様々な格闘や人生の選択肢を「シンデレラ」の物語を上手に織り交ぜながら綴られたストーリーでした。
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人間関係と想いが絡み合う
ネタバレ
2023年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 義母と義姉、そして実父にまでこれでもかと虐げられてきたヒロインは、副業で働いていた店でヒーローと出会い、そこからシンデレラストーリーが始まります。
とにかく実家で、虐○と搾取されまくるので、読んでいて胸が苦しくなります。
ヒロインが芯のある強い女性でしたので耐えられましたが、普通なら家出するか病んじゃうレベル。
途中経過も、最後の断罪場面もこれでもかと引っ張るので、制裁はされますが読後感が重いです。
TLの恋愛物が読みたい!というのであればヘビー過ぎるので、しっかりとした復讐劇を読みたい方にはオススメです。
ただ、ヒロインは父親に対して、もう少し厳しくても良かったと思います。
義母や義姉は当然、悪かったんだけど、父親がしっかりしていたら止められたという意味では、一番罪深いと思うので。
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うーん。
ネタバレ
2024年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 356ページ挿し絵あり。家族から搾取され奴隷扱いの社長令嬢ヒロイン。昼と夜の二足のわらじで懸命に働いていたが、トラブルで両方の食を失ったと思いきや、思いがけないヘッドハンティングを受け…という話。夜の店の失職理由が強引だし(あの男は警察案件だろ)、家族から逃げ出して弁護士に相談するという単純なことが出来ないくらい視野が狭いし、たかが秘書の分際でプロジェクトリーダー(しかも異動したてのペーペー)って何って感じだしで、細かいモヤモヤが積み重なっていきました。あと本当に重箱の隅をつつくようですが、ヒロインの独り言が多いのも気になりましてダメでした。虐げられ可哀想なヒロインは好きですけど、これはなんだか全然惹かれなかったです。評価を下げてすみません。
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作家名: 奏多 / 天路ゆうつづ
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: 竹書房
雑誌: 蜜夢文庫