皇太子のお茶目さん!まとまりそうなものをワザと引っ掻き回してワチャワチャにしてくれちゃって。まぁ、そのおかげで主人公ふたりがきちんと結ばれたから、皇太子の思惑に周りがはまり込んじゃったねー笑 って感じです。でも、いっときはめちゃくちゃハラハラしてどうなるのか嫌な胸騒ぎが止まらなくて先を読むのが怖かった。もう、作者さん上手いです!読み始めも意味深な手紙で始まり、さて主人公は誰?どこに出てくるの?と疑問符だらけで読み進めたもの。中身は優しさで溢れた物語でした。ヒロインは本当に人たらしとしか思えないほど、集まった人たちをファンにさせるし、その包容力の深さで包んでくれるもんだから皆が従順になる。盗賊まで!笑あり涙あり緊張感とドキドキありであっという間にヒロインの虜です。そりゃ、ヒーローは人目に晒したくなくて隠しておきたくなるよ(^◇^;)
悲劇のプリンセスだけど、幸せなお伽話のよう。浸ってくださいね〜