ネタバレ・感想あり黒狼獣人王の運命の番~虐げられたうさぎ妃は淫らな寵愛をその身に受ける~のレビュー

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時戻りの宝石
2025年4月9日
読み終わり1番に感じたのは、壮大なドラマを見終わったかの様なあたたかな寂しさと喜び。生命あるのものはすべて終わりが来る。しかしその生命は子から孫へ、そしてその子らへと永遠に続いていく。
このふたりを結びつけたのはヒロイン母から託された大切な首飾り。番とは時を超えてまでも、強く結びつけるのだろう。静かに味わって何度も読み返したくなる本に出会えて幸せだ。
中華、獣人、番、時渡り
ネタバレ
2025年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妾腹で獣耳をしまえない出来損ないと虐げられていた兎獣人ヒロインと、黒狼の獣人王ヒーロー。
中華系世界観のファンタジーサクセスラブストーリーでした。凱旋パレードを見て胸の高鳴りを感じたヒロインと、ヒロインの残り香に番の存在を感じたヒーロー。姉に虐げられていたヒロインは姉の代理で血濡れた獣人王に嫁がされたものの番の匂いに惑わされたくないと嗅覚鈍化の耳飾りを着けたヒーローに拒否される。亡き母から受け継いだ首飾りの石の力で過去の獣人王の孤独を助け未来を変えていく。たくさんの要素が合体して読み応えもありました。ヒーローの妃への扱いが酷い所に若干モヤっとしますが、読者としては妃の正体もヒーローが心を寄せる女官の正体も分かっているのでまぁ許せます。
ヒーローSideあり、初恋、2度目の恋、最後の恋も獣人の愛情表現もちゃんとあって良かったです。
番いもの、好きです
ネタバレ
2024年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読みやすくてあっという間に読み終わりました!
時渡りの石良いですね。チートじゃないですか?私の好きな設定でした。幼少期からそばで見守れるなんて素敵です。番だから許されるんでしょうけど。
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どんな立場でも。
ネタバレ
2024年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 185ページ挿し絵なし。妾の子である貴族令嬢のうさぎ獣人ヒロインは不出来と異母姉から虐げられてきた。ある日姉から自分の身代わりに残虐と噂の獣人王の後宮に入るよう命じられる。案の定王にあしらわれた矢先彼の幼少期に戻っていてトントン拍子で彼のお世話係になり…という話。過去に戻ったのが唐突で面食らいましたが、意外にすんなり入り込めて終始面白かったです。ヒロインがどんなナリでもどんな立場でも『運命の番』であるがゆえに惹かれあってしまうのが素敵でした。ただ、他の女の名前を呼びながら後背位でって同一人物だからキュンとしたけど別人だったらゾッとしますね(苦笑)。姉が後宮に乗り込んできたのは想定内だったけど思ってた以上に性格も頭も悪くて笑っちゃいました。あ、ジジイも。最後のイーライのくだりについて。未来の2人の計らいで遣わされた、までは理解出来たんですけどちょっとその後が分からなかったです。読解力が無くてすみません。でもおおまかなストーリーも面白かったし、登場人物も魅力的でした。半額になるまで待ったけどこれなら定価で買っても惜しくないと思います。オススメです。
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両片思い
ネタバレ
2024年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなかくっつかなくてじれったさはありましたが、よく作られたお話で、そろそろエピローグかと思いきやさらに小さくもう一山あったので満足です。
とにかく女官長がいい仕事してました。ヒーロー側の側近とはあまり接点がなかったのでもう少しからみが見たかったです。
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面白かったです。が
ネタバレ
2024年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ どうにも自分が神経質なのかもですが、初夜が手酷いし兎貴人の時の扱いはまるで性◯隷のようで嫌でした。
しかも実際は同一人物だったとは言え、行為中に違う女の名前呼ぶとか最悪です。
せめて正体に気付いた後謝罪があれば、と思いましたがそれも無く。
モヤモヤが残ってしまったため星マイナス1にしました。
ラスト二章の溺愛は良かったですけどね。
WEBから。
ネタバレ
2024年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大賞を受賞されてWEBから読んでました。書籍化されて、加筆されて、とても読みやすくなってました。なかなか両思いになれずジレジレしますが、やっぱり番の絆って憧れます。書き下ろし番外編のほのぼのエピソードに癒されます。そして、イラスト、イメージぴったりで素敵でした。
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ヒロインかわいい
ネタバレ
2024年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーロー視点もあり楽しめました。ヒーローがいつ、女官と妃が同一人物と気づくのか、ドキドキしながら読みました。ヒーローは妃を抱きながら女官の名前を一度ならず何度も呼び‥、しまいにはベールで顔が見えないのを良いことに、女官を抱いてるつもりになっていて。いくら同一人物だとはいえ、そこは不誠実で、男らしくカッコ良いヒーローなだけに残念でした。エピローグの甘々な雰囲気にほっこりしました。
時渡りの石
2024年4月29日
愛する人のために、一人で三役を演じるってどんな感じなのかな?どれも自分の本当の気持ちを伝える事ができないって辛いですよね。番の絆の強さも憧れる。
うーん
ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣人中華風タイムリープ。
妻であるヒロインと好意を持っている女性が同一人物であるとは気付かす、あの人にはできないと身代わりにイロイロ致す…うーん、モヤモヤ。ヒーローはずっと同じ女性好きだったんだね
面白かったですけど
ネタバレ
2024年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっぱ番って、呪いのように思えてモヤモヤするなぁ。ヒーローもヒロインの母も男(夫)に振り回され蔑ろにされて可哀想でならなかった…しかも、苛烈なヒーローが父になんの復讐もしてない事にガッカリだし、そもそもヒーロー父も番でもない妻の本当の番を殺してまで手に入れといて、いざ自分の番の情夫にはなんもしなかったのにも理解出来ない。ヒーローは最後まで女官として支えていたヒロインに手を出さなかった事は褒めたいが、名目上妃だからって女官(思い人)の名前を叫びながら致すのは…ちょっとね…同一人物だから良いと思う人もいるかも知らないけど、そこは別人と思って接したんだから、個人的になんか引っかかるモヤモヤしてダメでした。番とかΩとかの設定ってなんかモヤる…色々突っ込みたい箇所が多過ぎるしそれが気に障って、面白かったけど好きになれないストーリーでした。モヤモヤします。王を引退してからの話はホッコリで少し癒されます。
無神経なヒーローにモヤモヤ
ネタバレ
2025年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同一人物とはいえ、違う名前を呼んでいたすのは
どちらにも侮辱的で、切ないより超不快な描写だったわ。全てが明らかになった後もヒロインへのフォローなしで、無神経なヒーローにモヤる。
くわえて、境遇には同情するけど無関係な嫁に辛くあたるようでは器が小さいしメンタル弱いし、王としても尊敬できず。
あまり好きなヒーローではなかったな。
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