ネタバレ・感想ありぼくの暴君は溺れるくらいに甘いのレビュー

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暴君とは
2024年11月6日
誰かに犯されたい、乱暴にされたい、でも暴力はいや、好みじゃない人もいや、という狭ーい範囲の特殊性癖をもつ理久と、偶然パプニングバーで出会っちゃう同僚の知希。互いに好み!ってなるんだけれど、特殊性癖もちの理久ゆえに性癖のすり合わせがたいへんで、合わせようとがんばる2人がいじらしくて、ハラハラしながら読みました。そうだよね、好きでもそっちが合わないと難しいよね。エチもドキドキするシーンがたくさんです。知希がもう少し強引なタイプだとよかったんですが、甘やかし溺愛くんだから、この設定が生きたんですよねー。楽しく読みました。
拗らせちゃって
ネタバレ
2024年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 拗らせたからこそ。2人は近づくことができたんです。理久は愛されたい気持ちが強すぎたから自分でもわからなくなってたところ。知希が暴君になってくれたから、自分のことが少しずつわかっていったような感じでした。自分が持つ望みが普通では無いことにコンプレックスがあるからこそ、親しくする人もいなくて。孤独を受け入れるしかなかったせいか、仕事ではそう無いのに。プライベートではコミュ障気味で。理久と知希の気持ちが交互に記されていくスタイルなので読んでるこっちは焦ったくて先に早く読みたくなりました。金先生の描く2人が凄くいい感じで好きでした。
意思強ふわがままお姫様受け
ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。塾講師同士の恋。無理やり系がヘキな受けと、恋人はデロデロに優しく甘やかしたい攻め。受けは過激シチュエーションが性癖だけどあくまでシチュエーションだけが好きなので、相手は好みのイケメン細マッチョがいいし、シンプル暴力DV男はお断りだし、不衛生な場所でのプレイや痛いのとか怪我も絶対NGの選り好みわがまま姫なのでハプバーでもROM専状態。ドM体質な割に意思表示がハッキリしていて、したくないことはしたくないと強めに言うタイプなので安心して見れるタイプのドM。S側にまわる攻めが尽くすタイプの関係なのがピッタリな二人。攻めは受けに暴力として選ばれたくて頑張って暴君を演じるんだけと、端々に隠しきれない優しさとか気遣いが出ちゃうのも良かった。あとプレイ以外のプライベートでも好かれたい攻めがデートに誘ったり作戦を立ててアプローチを頑張っている姿も良かった。受けと一緒に過ごせて楽しいとか嬉しいって素直な感情を受けに伝えてくれるのも良い。おかげで受けも萎縮せずに素直な感情を口にできてて、傍から見ればラブラブカップルみたいだったのが面白かった。
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作家名: 川琴ゆい華 / 金ひかる
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館