ネタバレ・感想あり問題児王子とお目付け役が幸せになるまでのレビュー

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挿絵がなかったのだけ残念
2025年6月1日
表紙含めて208ページ。
ゆっくり変化していくリュカの様子やレネの心情を追っており、ただ自分を愛してほしいと声にできない行動をとってしまうリュカが切なかった。その気持ちが痛いほどわかるレネも。
王族や高位貴族だから自分達で手をかける訳ではない、仕方がなかったのだという気持ちすらも遊学で違う(王)家と触れ合うことで世界が広がり、与えられて愛される事を覚えたリュカはレネの育て直しの意味も意味もあるんだろうと感じました。そこまでは描かれていませんが、リュカに捨てられたのは自分達親と国だと気づく未来も読める様な。
読みやすい文章、ただ一点、挿絵がなかったのが残念でした。
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初読み作家さん
2024年10月29日
問題児な王子と、その気持ちが痛いほどわかる従者が幸せになるまで…まさしくタイトル通りのお話でした。
2人ともに救いがあって、心から幸せになれたのは良かったですが、そちらの比重が重くてBLとしてはすこし物足りないかもしれません。
でも読後が良いお話でした。
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子育てがリアルすぎて読んでてしんどい
ネタバレ
2024年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第三王子で5歳のリュカと、リュカの従兄弟にあたる、お目付け役というかお世話係のレネ。2人の共通点は、実の親から認められていないこと。だから2人とも承認欲求強めです。リュカは癇癪持ちで思い通りにならないと絶叫&大暴れしちゃう。正直、途中まではお話読むのがしんどかったです。理由は、夢がないから(笑)連日の夜泣きで親の方がHP削られる感じとか超リアル。BLにそういうリアルさ求めてないというか………もっと夢があってほしいかなぁ。リュカは発達障害児のようにも見えて、レネがリュカと接する態度は周りになかなか理解されない。あるよね実際。そしてレネも、自分が褒めてもらいたくてリュカの面倒みてる打算もある。そこちゃんと認めてたのはよかったけど。子育ての印象が強すぎて、レネとアレッサンドロの恋の方がなんかオマケみたいな感じで。ラストはリュカもレネも収まるところに収まって、溺愛されてよかったです🖤先生の作品、好きなのたくさんあって、オメガの婚活とか愛しい縁とか何度も読み返してますが、こちらは読み返しはないかなー。この作品の最初のレビューがこんなでごめんなさい。あくまでも個人的な感想です。
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