ネタバレ・感想あり薄幸の王女は、二度目の人生で軍人皇子と初恋を叶える～愛され政略結婚～【SS付】のレビュー

桃城猫緒御子柴リョウ

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でめきん＠りおさん

(－/－) 総レビュー数：1218件

死に戻り奮闘記。

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2024年10月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ 219ページ挿し絵あり。小国の王女ヒロインは和平の証として帝国の皇太子に嫁ぐ事に。だが夫には恋い慕う婚約者がいた上に、敵国からの輿入れという事もあってヒロインを蔑ろにする。そうこうしてる間に両国の軍事講話はあっけなく破られ、ヒロインは非業の死を遂げ…たと思いきや結婚前に巻き戻っていた。何とか自身の安寧と平和の維持のためヒロインは運命に抗う…という話。王道の死に戻りモノですが、ストーリーが重厚で読み応えがありました。恋愛面でのイチャ甘や嫉妬のジレジレありーの、軍事面政治面でのヒリヒリありーので展開に無理がなく、ミステリー要素も合わさってほぼ一気読みでした。ただ欲を言えば、前世で一番の大きな問題であった皇太子が2度目では全く出てこず、最後の最後文章でチョロっと…になってしまったのは寂しいというか物足りないというか。皇太子の婚約者に至っては名前だけで人物の登場は一度もなかったですしね(苦笑)。真犯人がポッと出の大臣だったのもナンダカナーと思いました。そんなこんなでもヒロインの奮闘は格好良かったし、ヒーローも頼もしかったし概ね満足です。（結局ヒーロー側は夢オチって事だったんですね）挿絵がとてもえろ可愛くて好みでした。番外編では後日談も知れて良かったです。

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dwdw さん

(女性/－) 総レビュー数：204件

イチャイチャだけじゃない

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2024年9月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 軍人ヒーローなのでクールとかぶっきらぼうかと思いきや、穏やかで爽やかな印象を受けるヒーローがとても良かったです！1度目のヒロインも頑なで自分の首をしめてはいるけど、あまりにもかわいそうだった。2回目ではヒーローと相思相愛なんだけど、途中のお互いの浮気疑惑、とくに現地妻疑惑のすれ違いにモヤモヤハラハラして切なかった。中盤あたりから２人のイチャイチャより戦争回避の展開が続いたのが中弛み感とご都合主義感はあったけど、やっと懐妊してこちらもほっとしました。2回目では、1回目ともにヒロインを悪く言っていたら奴らは皇太子含め、ザマァというほどではないけど一掃され、因果応報かなと思った。強いて言うなら、病気のせいで不能になった皇太子は気の毒だと思うけど、不貞のようになった他国の姫は結局別の人と結婚してたのでそこはスッキリしなかったかな。でも全体的に良かったです！子供達との話ももっと読みたかった！

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キララさん

(女性/－) 総レビュー数：19件

さすがです！

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2024年8月11日

このレビューはネタバレを含みます▼ 桃城先生のお話が好きで楽しみにしていました。
TLでは最近珍しい壮大なお話です。少しずつ読もうと思っていたのに、あっという間に読み切ってしまいました。
やり直しのヒロインですが、今世では前世での失敗を省みて、正しい方向にすすもうと努力します。ヒーローもそんなヒロインを始終支えますが、二人がお互いに浮気していると勘違いした時は熱かった。大好きな展開で大満足でした。
最後、ヒーロー視点があったのも嬉しかったです。

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さくらさくさん

(女性/30代) 総レビュー数：1450件

作者さん推し！

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2024年8月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ 聡明で強くて凛と美しいヒロインが、ヒーローに対しては蕩けるような愛情を向ける姿が可愛くて仕方ないです。誠実で穏やかなヒーローからの溺愛も素敵。平和のために、時戻り前に戦争を引き起こした黒幕を突き止める夫婦の行動力とひたむきな熱意も良いですね。最後はハッピーエンドで、可愛らしい子どもたちにも恵まれて、平和な世界を享受して良かったです。
桃城先生の「堕ちた軍神王子～」が大好きなんですが、悪役や凡庸な兄やままならない状況は似ているけれど、もっとヒロインやヒーローに優しい展開で、気負わずに読めますね。

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ソディアンさん

(女性/50代) 総レビュー数：1969件

死に戻り

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2024年10月29日

このレビューはネタバレを含みます▼ 一度目の人生ではみじめな結婚生活を味わい、人質として政略結婚したにも拘らず再び戦争が始まり、ヒロインも無念の人生を閉じることになってしまいます。再び目覚めると、政略結婚が決まる前に戻っていました。同じ失敗は絶対に繰り返さないと固く誓い、ヒロインは一人行動します。政略結婚をする相手はみじめな思いを味わった元夫ではなく、恋心を抱いたその弟にします。同じ失敗をしないと一人神経を尖らせて生きる時間のストレスはいかほどでしょうか。そんなヒロインと共に戦争のない生活を守ろうと奮闘するのが夫であるヒーローです。始めから愛情をぶつけてくるヒロインに少々戸惑いながらも受け入れ、愛を返してくれるヒーロー。ヒロインの思い描く未来に共感し、ヒロインの覚悟を知ったヒーローが頼もしいです。一度目のヒロインの思いが報われた場面では胸がいっぱいになりました。それからはラブラブぶりにニヤニヤし、慎重に選択をしていく二人にハラハラしながら読みました。愛がある人生は素晴らしいものということが感じられるストーリーでした。

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作家名：桃城猫緒 / 御子柴リョウ

ジャンル：ライトノベル恋愛・ロマンス小説 / TL小説

出版社：ヴァニラ文庫

雑誌：ヴァニラ文庫

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