ネタバレ・感想あり穢された侯爵令嬢【シーモア限定特典SS付】のレビュー

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王道に飽きた人は是非!
ネタバレ
2024年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文章力があって面白い!前半に感じていた違和感が後半で明かされて納得。構成がすごく上手だと思う。最後はヒーローの呪縛が解けていないのにここで終わるんだ?って感じだったけど、可能性を残してて全体的には満足。ヒーローの下品な言葉責めも、他の作品で上品な言い換えに見慣れてしまったから逆に新鮮。
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やばい大好きな作品が書籍化されてる!!
ネタバレ
2024年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品は大好きすぎて、定期的に読み返していたくらい好みなので評価は完全に私情塗れです。



相変わらずヒーローのクロヴィスが最低で最高です。下衆で卑猥な言葉を使うのに下品になりすぎない貴公子で、屑な所業と甘い仕草のギャップに萌えすぎてキュンキュンしちゃいます。Hの雰囲気が色っぽくてエロくて最高です(性癖による)屑を貴公子に見せる手腕もそうですが、とにかく筆力のある作家さんで、情景がぶわっと目の前に拡がり、その匂いや熱まで感じられるような多彩な表現力です。今回の書籍化でかなり改稿されています。ちょっと文が削ってあったり、表現を変えたりとほんとに細かい違いなのですが、最初の印象は私的には扇情的な表現も細かい設定等もより解る原作のほうが好みでした。ですが、読み比べてみるとどちらもいい!さらにこちらには原作にはない加筆部分と垂涎ものの書き下ろしがあるのです!そりゃあもう最高でした。原作ファン必見は勿論ですが、ソーニャのような歪んだ愛が好きな方は嵌ると思います。世界観の完成度、各キャラの魅力、会話選びやストーリーの組み立て、見せ場の盛り上げ方、場面の雰囲気に至るまで全て悉くズキュンと刺さります。表紙イラストは妄想イメージからかけ離れていて残念ではありましたが、買って損はありません。全力おすすめ作品です。
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意外な結末
ネタバレ
2024年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名門侯爵家の令嬢として何不自由なく育ち、王族との婚約も決まっているヒロイン。それなのに、遊び人の伯爵令息ヒーローに純潔を奪われてしまい…というストーリー。このヒーローは借金で首が回らなくなり、「ある人物」からの依頼でヒロインの純潔を奪い、その後もヒロインを脅して関係を迫り続けるというなかなかのクズです。最初は被害者のヒロインが気の毒で…でも!終盤ではまさかの展開でした!!あまり詳しく書くとネタバレしすぎなので省きますが、とにかく思いがけないどんでん返しがあります。ヒーローヒロインのキャラも、意外性のある展開も、溺愛一辺倒の他レーベルでは読めないような作品だったと思います。このレーベルはこういう攻めた作品があるのが嬉しいです。ちょっと変わったものが読みたい時にはおすすめ。私はとても面白かったです!
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eノワール最高作品(私的に)!!
2024年8月25日
ヒーローの屑さ具合、エロ描写ともに最高です!!
すごくオススメです!あっ、でも王道系が好みの方は辞めた方がいいです。
王道に飽きたり、キワモノ好きな方には良いはずです。
内容的に表裏な二部構成になっていてボリュームもあります。
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黒後家蜘蛛
ネタバレ
2024年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ クズな第二王子の婚約者で侯爵令嬢のヒロインと、賭け事で借金がある伯爵家三男のヒーロー。
結婚に夢を持たず粛々と親の決めた婚約を受け入れ婚約者からの酷い扱いも受け流す貴族令嬢のヒロインが薬を盛られる所から始まります。前半は胸糞悪いなーと思いながら読み、後半はなぁんだ、そういうことかぁ。となりました。ヒーローもなかなかにクズですが、話が進むにつれて少し可哀想にも思えてきますね。王道のヒーローと貞淑なヒロインのラブラブストーリーに飽きた時には良いかもしれません。
ヒーローSideあり、クズの思考は最後まで変わりませんが、ヒロインもまぁアレなのでここまでくれば一種のプレイでしょうかね。
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好きですが
ネタバレ
2024年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価が高かったので読んでみました!
楽しくどんどん読み進めたのですが、終わりが中途半端な気が…
内容はとーっても良かったです!
その後どうなったのかが知りたい…
とりあえず、変態とクズの物語。
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下衆…
2024年9月24日
ときめき不足で☆−1 でも、読み物として面白かった。いつもと違うものを読みたい人におススメです。前半は耐え後半笑ちゃいます。未だ発展途上の二人、続編があれば今後に期待〜
真相は…
ネタバレ
2024年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、舞踏会のシーンとか、情景描写がとても素敵です。挿絵はないけれど、音楽やざわめきが聴こえてきそうな筆力です。一方、下衆なヒーロー(?)の言葉選びが下品なことこの上ない!ヒロインどうなっちゃうの、と思ったら、ヒーロー(?)の過去話。うん、同情はする。呪いの遺書残して死ぬ女の執念が怖い。ヒーロー(?)繊細な人だったのね、と思っていたら、意外な黒幕が…。常にヒーローに(?)がつくので、王道のラブストーリーが好きな人は苦手かもしれません。私は斬新で面白かったです。個人的には、ヒーロー父の歪んだ愛がソーニャっぽくて好き。
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イラストなし複数視点ありの大どんでん返し
ネタバレ
2024年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 立ち読みで被害者であるヒロインがあまりに可哀想で、このままどうなっちゃうのだろうと救いを求めて購入。

序盤はとにかく加害者であるクロヴィスが下衆すぎて。青年もの並に下品な言葉遣いなので、TL好きな人からは嫌悪感出そうなくらい。とても下品な単語を使った言葉責めしてくる。
まじで男性向けだろって思って。
凌 辱シーンは視点がコロコロ切り替わり、加害者・被害者それぞれが何を考え感じているのか描写が細かいです。
読んでる方が辛くなる感じで、いや、これヒロインどうなっちゃうのと心配で。
でもその一方で侯爵令嬢の割にヒロインがやられっぱなしなのが気になるというか。
えーなんかもっとどうにかできないの?と疑問に思うのよね。
黒幕は侯爵家を超える権力を持っているのか…?ごく近しい身内なのか?それとも?
でもノラリクラリしすぎ。
と考えているうちに「エピローグ」という文字列が視界に入る。
いやいや、え?このタイミング?
お話がどう転ぶか全然わからないのに。
ヒロインの婚約者とそのお気に入りの令嬢へのざまぁとか、実はクロヴィスが急に改心してヒロインとハッピーエンドへ向かうとか。いやーそんな感じじゃないよね。

このタイミングでエピローグということは黒幕はまさかの…
どんでん返しでしたが、薄々感じ取れるような要素があったので、あぁとなんとなく納得。
登場人物が割とみんな歪んでましたね。度合いはそれぞれですけどね。
かなり好みが分かれる作品ですが普通のTLでは物足りない人には向いていると思いますし、あまりない作風だったので好みかと言われるとなんとも…ですが読み応えはありました。
ラストは辛い感じでないのでまぁよかった。
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ちょっと苦手
ネタバレ
2025年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はちょっと苦手な内容でした。遊び人のヒーローってのが苦手で、脅しながら無理矢理(実は違うけど)ってのが苦手。前半部分でヒーローが脅しながら無理矢理ヒロインを襲っていく内容に、気分が悪くなって。後半を読んでヒロインの気持ちが分かり救われましたが。性癖の問題だと思うけど、私にはアクが強かったです。評価が高かったので期待しすぎたのかもしれません。お互い腹に一癖も二癖もあるヒーローとヒロインでした。
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作家名: 吉川一巳 / シュシュ
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: フランス書院
雑誌: e-ノワール