ネタバレ・感想あり崖っぷち若女将、このたびライバル旅館の息子と婚約いたしました。のレビュー

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胸を打つ
ネタバレ
2025年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熱海の地で古くから歴史を刻んで来た2つの老舗旅館。その跡取りとして生まれたふたり。女将として日々奮闘するヒロインだが、経営は順風満帆とは言い難いものだった。もう一方の旅館の息子ヒーローは、旅館経営は妹に任せて東京でコンサルタント会社を経営している。ふたりは子どもの頃からライバルで、宿敵で‥‥‥それぞれの初恋相手でもあって。
惹き込まれあっという間に読み進めました。最後の章が辛く悲しくも胸を打つ。時を超えやっとやっとふたりの想いが昇華して本当に良かった。
目の色
ネタバレ
2025年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ そんな大事ですかね?
最初の一回で良かったかなと思いました。
ハーフならまだしも日本人なのに5回くらい出てきてたので、ちょっとうんざりです。
最後に掛け軸の話を書くなら、やはり少しくらい後世に伝えておくべきでは?と。。。
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瞳の表現
2024年10月29日
初めて読む作家さんでした。お話がキレイにまとまっていてよかったです。ただ、ライトブラウンの瞳、ライトブラウンの目という表現が出てくるたびに物語の世界から現実に引き戻される感じでした。ハッピーエンドなのですが、エピローグの部分で物悲しい気持ちになってしまいました。
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ライトブラウンの瞳
ネタバレ
2024年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ いわゆる両片思いモノです。
ライバル関係にあるふたつの旅館の跡取りとして育てられた耀一朗と菖蒲。耀一朗は母親との確執から家を出ています。経営難に陥った旅館を立て直すために菖蒲が婿探しをしていると知った耀一朗が、ここぞとばかりに名乗りを上げて…というお話です。
ライバルとして育てられた二人なので、なかなか素直になれないのかと思いきや、割とあっさり縁談はまとまり、その後もちょっとしたトラブルは起こりますが、こちらもすんなり解決した印象でした。
物語としてはまとまっていると思いますが、少し残念だったのは、お互い高校生のころから想い合っていたという答え合わせがなかったことと、耀一朗に関する表現として「ライトブラウンの瞳」が頻発するため物語にイマイチ入り込めなかったことでしょうか。
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作家名: 東万里央 / 織屋イト
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: オパール文庫