ネタバレ・感想あり侯爵令嬢アリアレインの追放のレビュー

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侮ってはならぬ相手だったと
2025年7月5日
婚約破棄のあと追放された17歳ヒロインが、知略攻略を尽くす国盗り物語。「己を侮る相手には、侮ってはならぬ相手だったと理解させねばならない」という祖父のモットーを体現する知略攻略派ヒロイン。そして敵側には「婚約破棄を主導した新婚約者である娘」に巻き込まれた、新婚約者の小心者俗物パパ(娘に対し「何でそんなことを(泣)」と嘆きまくる心の声)。敵ですが、彼が「小物には小物なりの生き残る道がある」、と頑張って妻子を守ろうと頑張るので、「パパ頑張れー」という気持ちに。大変面白くて、読了直後に再読してしまいました。最終巻、お待ち申し上げております。
怒らせてはいけない人を怒らせた話
ネタバレ
2025年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王太子が婚約者に婚約破棄を言い渡すことに飽きたらず、追放まで宣言してしまう話。婚約破棄され追放宣言された令嬢は祖父から言い渡されていたことを実行にうつす。とにかく賢く決断力のあるアリアレインが魅力的。そんな豪胆な彼女に理解のある弟がいたり、心を寄せ彼女を守ろうとする素敵な人物がいたり、また代わりに婚約者になった令嬢もただの頭お花畑ではないと言うキャラ設定も評価アップしたい。登場人物それぞれの視点から書かれた話も面白い。
ただの17歳の小娘と侮った人達がどんな末路を辿るか見ものである。
圧倒的なカリスマ令嬢
ネタバレ
2025年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくある冤罪からの婚約破棄と追放に対して怒涛の反撃に進む主人公の不屈の精神がかっこいいです。王太子から得た3日間で自分の周囲に及ぶ被害や損失を最小限に押しとどめ、用意周到に手配し隙を作らず固めていく姿は、今までにない内容で新しいです。主人公の思考と行動が予想外の苛烈さと冷静さ、愛情と責任感にカリスマ性を強く感じていきます。カリスマ性をもつ主人公だから自領を率いて誇り高く逆襲する体制に入っていく姿に納得し、期待してしまいます。
早く続きが読みたいですね。待ち遠しいです。
大変面白かった
2025年3月8日
よく練られた作品だと思う。この先まだまだ政治が絡み重臣は己の事しか考えず、殿下も後手後手に回り本格的なザマァは後編でしょうがヒロインの突き抜けた頭の良さがクールでワクワクする作品です。出だしはよくある婚約破棄ものですがそこからのヒロインの奮闘ぶりは秀逸です。
やったれ!アリアレイン!くそ王太子を!
2025年3月5日
本当に腹が立つね、くそ王太子の阿呆も、その周りのバカ大臣共も。アリアレインが可哀想過ぎる。これから繰り広げるられる復讐劇が楽しみで、早く読みたいです。アリアレインの忠臣達によるざまぁ、とことんやっちゃって下さい!
痛快わからせ!そして最高の主従愛!
ネタバレ
2025年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくあるご令嬢婚約破棄もの……とみせかけた超有能しごでき女史による痛快わからせ逆転劇でした!
上巻ではわからせまで至っていませんが、その下準備はすでに万端。これをどう転がして状況をひっくり返すのか……?!今から下巻が楽しみでなりません。
とにかく構成が優れていて読みごたえがある。設定が現実的で、途中エンタメ経済小説読んでる気分になりました(笑)その上でキュンもある。最高のエンタメお仕事恋愛小説です!

とにかく主人公のアリアレインが魅力的。
理想の上司すぎる。こんな人と一生に一度でいいから仕事してみたい。
彼女に引っ張られる形で周囲の人も仕事熱心だし有能。読んでいて気分がいいです。
アリアレインと部下たちの信頼関係がとてもいいし、なにより護衛のアーヴェイル。誰よりも主人に対してくそでか感情もってる彼だけど、それは一方的なものではなく、アリアレインもまた同じで……。
尊すぎますこの二人。互いが互いに向ける表情が美しすぎる。すでに主従としての完成されきっている彼らが、この追放騒動をへてどう変化するのか……
本当に楽しみでなりません!
続きが気になる
ネタバレ
2025年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーヴェイルが無事であることを祈る!!

そして元婚約者も疲弊していたところに嘘を言われて信じてしまったんだね。ちゃんと調べる時間も余裕も無かったんだろう。それでも追放なんて許されないけど。愚かな行いだったけど。

主な登場人物に、本当にどうしようもないクズがいない。それぞれの立場から見ると、全く納得出来ないわけではない。それが素晴らしい作品です。
下巻が楽しみ。
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