ネタバレ・感想あり彼らの犯罪のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

奥深い
2019年7月27日
実際にあった事件を漫画にされています。昭和生まれなので思い当たる事件ばかりでした。風化させない為にも読み継がれてもらいたいと思いました。

事件を深く知るには当時の社会情勢なども考慮する必要があると思います。これを読んだだけで全貌を知れる訳ではないとも思います。が、知って考える事に意義があるのではないかとも思うのです。やるせない気持ち、後味の悪さも残りますが、知って考える事で被害に遭われた方々の想いが無駄にならずに済むようにも思うのです。

私の記憶が確かであれば、最初の作品の御遺族はお母様が事件の10年程後に病死、最後に残されたお父様も逝去されています。ご兄弟はいらっしゃらなかった筈です。痛ましい記憶だったとしても過去の惨劇として忘れ去られるだけでは無念過ぎます。
どのお話も興味深い
2016年8月16日
実際にあった事件等を題材にしていますが
事件の内容を衝撃的に追いかけるのではなく
一般の女性傍聴人が裁判の成り行きを見守る、という女性視点ルポのような作品です。
他の短編も社会派でありながら叙情的な雰囲気のある面白い作品でした。
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もう・・・
2016年5月12日
28Pで一旦挫折・・・。何とか1話目を読み終えました。それ程、胸を抉られました。全部読めなかったけど、★5にした理由は、上辺だけなぞる他のコミックに比べ、しっかり事実を伝えている様に思えたから・・・。無念にも犯罪の対象となり・・・亡くなられた方に、心からの哀悼を・・・。
考えさせられる…
2016年4月13日
なんとも重い題材で、気持ちの急降下が激しくなりそうなのに、作者の絵柄の力と語りで、冷静に読めました。
とは言うものの、内容は人間の汚い部分炸裂で、読んでて恐ろしく寒気がします。
自分にも当てはまる部分もあり、一歩間違えばと思うのです。
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“知る”ことの大切さ
2019年7月31日
読み放題。実在の事件を基にした3作品と、“常識”を別の視点からとらえた6つの短編。
どれも印象深かったが、1作目の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を扱った作品は読んでいて息苦しさを覚える内容だった。本作にはなかったが、犯人4人のうち3人は出所してからさらに罪を犯している。当時の判決が軽すぎたと、今更ながらに憤りを感じた。
短編は共感できたり、自分の物の見方を改めて考えさせられハッとしたりする作品ばかりで面白く読んだ。おすすめの一冊です。
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題材
2019年10月20日
考えさせられるものばかりです。ただ、文章に絵をつけているだけの感覚になってきて作品として読み返したいとか、他の人に勧めるかというとそういう気持ちにはなれなかったです。
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作家名: 樹村みのり
出版社: ビーグリー