オメガバースものを読むときに私が大切にしたいのは、オメガの尊厳があるかどうかです
オメガに世界が優しくなかったとしても、攻めが自分のオメガを尊重していればいいとも思っています
そして、そういう意味では表題作はその部分が不十分に感じました
自分がオメガであることを軽視して無防備だった受け、番になっても自分からは責任を取ろうともせず、忘れようとする攻め。
あまりにも子供すぎる2人で、その幼稚さに「この2人に一生を左右してしまう番の展開は早かったんじゃないか」と思いました
そして、その表題作と対極にいるのが後半から始まるスピンオフ
こちらは攻めが小さい時から受けのことを好きだっただけあって、自分の欲よりも受けを大切にします
噛み付いてしまいそうなシーンでも耐える攻め…これが愛だと思います
この2人はこの先も末永くお互いを思い合えそうで、私ももっともっと見ていたいなーと思いました
比較してみてもやっぱり表題作(の特に攻め)が残念でした