ネタバレ・感想あり新装版NON Tea Roomのレビュー

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切なさが詰まった
2024年11月15日
バンドマンたちの恋と友情が切ない…。誰かの代わりなんてなれないし。なってもいいやって気持ちは、諦め。切ない。そう思っていたけれど、ちゃんと気持ちがあったとわかって良かった。亡くなってしまったひとへの切ない思い出。SHOOWA先生の世界。
ジンと猫は…
2024年9月14日
に収録されている残像を先に読むか後で読むか、どっちでもいいけど読んで。私は読んでたけど忘れてて、こっちを読んだ後にまた読んだけど理解が深まって切なさが増した。SHOOWA先生のこの頃の作品はこうしてバラバラになってたりあちこちにちょろっと出ていたりと繋がりに気づきにくいのが難点だけどどれもなんだか心に刺さる。そして裏筋太郎は切なさから540度回った感じだよ。このバランスの妙、それがSHOOWA先生唯一無二。
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カメにもっていかれる(笑)
ネタバレ
2023年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新装版にしました。「ジンと猫は〜」に表題作のスピンオフ(時系列的にはアーサーとレンジの出会い編なので前の話)「残響」があります。是非、そちらも読んでもらいたい。
ケンタ、レンジ、アーサーの思い。切ないですが、ケンタとレンジは幸せにやっていけるだろう。同じバンド内で、アーサーはよく耐えてるな。桜井くんのお母さんに晴れ姿見せてあげられてよかった。
そんな切なシリアス的な話のあとに来る、裏筋太郎(笑)とカメの話で、全部もっていかれる感(笑)(笑)さすが、SHOOWA先生ですよ(笑)
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レンジとケンタ
2022年9月23日
どっちがスピンオフか分からないけど、ケンタが乗り越えてレンジと幸せになって良かった!レンジとケンタ大好きです。
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最近SHOOWA先生不足で購入済み作品を再読中
2022年9月12日
こちらの作品個人的にはサラッと読める印象でしたがその中でもせつない所はあります。
言葉がなく絵の表情で読みとく箇所があるような感じもあり人それぞれ見える印象や何かの温度差はあるのかもしれません。―――
こちらを先に購入してたので先に読みましたが、ジンと猫は~の漫画に少しこの作品の前のお話があるのでそれを読んだ後またこちらに戻って読むと絵の表情で想像してた言葉温度差の見え方がまた変わるような感じもありました。―――

あと別の短編作品でカメのお話のラストがある意味想定外で個人的にはこわかったです。あーでもカメの話って…そうか…そうだったよな…個人的には結構最後は悲しいかも…
やっぱりSHOOWA先生すごいな―――

2024年1月…最近SHOOWA先生不足で購入済み作品を再読してたのですが、こちらの作品のレビューを書いた時にはNON Tea Roomの内容を心がギュッとなりながらも短編作品の印象も強く切ない気持ちがうすまってか星4をつけてたのですが改めて再読してみるとやっぱり心がギュッとなり星をすぐ5にかえましたね…あと個人的にやっぱり思う…SHOOWA先生の作品は最高だと。
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良かった
ネタバレ
2022年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 旧版の記憶が薄れてしまったので、こちらで読み直しました。心痛くなる作品とコミカルな作品のギャップが良いです。歳を取ってから読むと、また違った味わいがありますね。
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太郎w
2022年5月10日
ケンタとレンジの話を読んでからの太郎は、ギャップがすごくて笑。一冊で二度おいしい内容となっていて購入してよかったです♪
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SHOOWA先生、一生ついて行きます!
2022年3月27日
旧の「NON Tea Room」(2007年12月初版)も持っています。
その後出版された「向日性のとびら」(2009年2月初版)のスピンオフ、「ジンと猫は呼ぶと来ない」(2010年4月初版)に「残像」が収録されています。
この新装版の紙媒体出版が2012年12月なので「残像」の方がスピンオフとなります。
しかし先に「残像」を読んでおかないと、新装版で描き下ろされた「Progressing」の意味は解りません。
読んでおくとメッチャ泣けます。
逆に「NON 〜」を先に読んどいた方が「残像」を読んだ時にたまらない気持ちになります。
新装版には旧作に無かった「ケンタ2号捜索ファイル」が2話と、旧「Nobody Knows」に収録されていた「愛と現実の狭間に」が入っています。
めちゃんこヤヤコシイですねー。
SHOOWA先生のコミックスってわりと哀と楽が入り乱れて収録されているので、今回もシュールな「愛と現実の狭間に」は後から時間を置いて読んだ方がいいかと思います。
じゃないと哀惜交々を丸ごとカメと太郎に持ってかれてしまうかもw
………
さて表題作の感想ですが、ひとことでは言えない切なさと、ひとことでは言えないやるせなさで胸が詰まりました。
胸が詰まって苦しいはずなのに、何度でも読みに来てしまう中毒性があります。
それは一筋縄ではいかない複雑な人の心の有り様が、あらゆる角度から描かれているからだと思いました。
1番最初に見えたコトは実はほんのさわりで、人との交わりが深くなる毎に知ってしまう「本当」。
真摯に相対するからこそ、それを自分の中にどう落とし込めばいいのか煩悶します。
その中で過去に受け流してきた関わりにまで思いを掛けられるくらい成長していきます。
わかりにくいはずの人の気持ちの機微を、こんなに切なく胸に届けて下さるSHOOWA先生は本当に素晴らしい作家さまだと、何度も何度も確認してしまいます。
「残像」から泣きました😓
ネタバレ
2021年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ジンと猫~」にある「残像」より、たどり着きました。
本当に…読んでからレビューを書くまでに、時間が必要になるほど、胸に刺さりました。
連次の健気さに、何度もナミダが😓
自分を見て欲しくて、髪を染めたりギターを必死に練習したり。傷ついた気持ちを隠して、明るく普段通りに振る舞うには、どれだけ影で泣いたんだろう?と、連次の心を想うと胸が痛くて😩
そんな時に、好きな人から別の人を紹介されたら、「もう自分は不要なの?」と思ってしまうよ😩
アーサー!そんな気じゃなかったなんて、連次の気持ちに全く寄り添ってないのが、そもそも傷つけてんだよ😠
そして、ケンタ!もう、良い男の子だよ~😍無表情で無口だけど、仕草の一つ一つに連次への愛情が伝わってきます💗
連次の人を愛するひたむきさ、曇り無き心に、透明なケンタの心が応えたのだと思うと、もう感慨無量です。連次の心の強さ広さに、何度もナミダが😓
アーサー、後悔もあるだろうけど、最後は格好良く引いてくれて大人でした。何度も読み込んで、やっとアーサーの気持ちにも思い至ることができました。
あとがきの先生の想い、私も同感です。連次とケンタは最高です😄
「ジンと猫に」収録の「残像」のスピンオフ
2021年9月23日
「残像」で含みのある終わり方をしたので、その後が気になっていたので満足です!でも、2話目の裏筋太郎がカオスすぎて持ってかれました(笑)振り幅のすごい作者さん。
さすがの。
ネタバレ
2021年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーサーとれんじくんがこうなっていたとは。
でも、れんじくんが思いの外、強くて良かった。前に進んでいこうとしているのかな?
きっと、健太君だから、そう思えるようになったのかと。
相変わらず映画を見ているような進み方でした。
何か切なさがあるお話。
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カオス再び。。
2021年9月14日
此方は「 ジンと猫〜 」に収録されていた「 残像 」の後日談。
連次とケンタとアーサーのお話。
冒頭の「 はじめて 誰かのかわりでもいいと思った 」から始まるのだが、これかなりそれぞれの想いが複雑で切ない。
この切ない心理描写や台詞のないコマ割りなど、ちょっとじっくり読まないと見落としそうな表情や繊細さが、かなり際どく描かれていてシンプルなのに目が離せない。
だからこそ最期の「 相手を思える強さを持つお前だから、俺もアーサーもお前を好きになったんだ。 お前をさ。」このエンドがやるせなく胸に刺さる。
そして、その余韻からのケンタ2号。まぁかわいいから、うん。まぁ、ありかな。
しか〜し!同時収録の浦島太郎ならぬ裏筋太郎( ネーミング‼︎ )。これまたカオスな世界をぶち込んできたぞ〜。。
・・・いいんです。先生いつも何かしらこうゆうの入れてくるんですよね。笑 ある意味新しいカオスに感動です。笑笑
せっかくの余韻をぶち壊すSHOOWA先生の器の大きさに、迷わず星5です。笑
※「 残像 」はスピンオフではなくて時系列的に前でしたね。ご指摘ありがとうございます!せっかく修正の件を教えていただいた旧版は、心置きなく見送る事ができました。度々の心温まる情報提供を頂き、感謝です!!
残像のスピンオフ+他
2021年9月14日
『ジンと猫は〜』収録の短編、残像のスピンオフが読みたくて購入。
ケンジと連次、アーサーもでてきます。
それぞれの想いがせつなかった。
ケンジと連次はうまくいったけど、
アーサーも幸せになって欲しい。
他作品の太郎と亀さんは、ギャグです。先生のシュールな笑い、好きです。
繊細さと大胆なボケエロ。
2020年9月21日
バンドマンの主人公、知り合いのバンドリーダーに趣味の合うメンバーを紹介される。同い年のその男は、どうやらリーダーに気がある様子で、というお話。ずいぶん昔、かの名作の中古本を出品したら定価を上回り落札されビックリしたことがあります。送料込み定価で売りましたが。。。懐かしい。当時読まなかった作品をセールで購入。最近はエロボケが際立つ作家さんですが昔はより繊細でディープな感じがすごく良かった。最近の作品も好きだけどね。
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星4,5。ジンと猫〜の短編のスピンオフ。
2018年9月26日
167ページ、表題作3話(おまけ後日談2+6p、番外編?ケンタ猫8+2p付)+短編(ウラシマ太郎と亀)、計2作品3組?の話。

これは、ぜひ、ジンと猫は呼ぶと来ないに収録の短編残像を一緒に読んで欲しい!
この話の前、連次とアーサーの出会いの話があります。
けっこうやるせないグッとくる話。

でもこの表題作、もっと読みたかった!
1冊表題作にして欲しかった!
バンドのその後、3人の想いと関係の行方が気になった。

番外編はケンタ2号というから主人公たちの飼い猫だったのか?
パラレル擬人化でしょうか。
ほぼ別作品として読めます。
そしてウラシマ太郎と亀、表題作はシリアスだけど他は全部ショウワさん的ぶっとびギャグです(笑)。
アーサーは救われるのかな?
2018年2月2日
他作品「ジンと猫は〜」の短編収録で切なかった「残像」の後日談となるのが表題作。他短編二作品。

「はじめは誰かのかわりでもいいと思った」と意味深なモノローグで始まるお話。はじめはね…でもやっぱり自分を見て欲しくなっちゃうもんよね。そこの葛藤が丁寧で心を掴まれた。

陽気でおバカキャラの連次が男気のある温かい男で良かった。無表情でクールなケンタが繊細な心で連次を受け止めたのも意外で良かった。ケンタ視点だったから連次の気持ちの整理までわからなかったけど、アーサーとの事で傷付いた連次が幸せそうでなにより。

その分、連次が去ってから連次への愛に気付いたアーサーが切ない。ちゃんと連次と話し合ったわけでもなさそうだし。ケンタと連次を間近で見守ってどうやって自分の気持ちに折り合いをつけたんだろう。桜井くんのお母さんに晴れ姿を見せられたのは良かった。そこを含めてステップアップ出来たのかな。三人の気持ちそれぞれ共感できる読み応えのあるお話だった〜はぁ、すごいわ。

シリアスなお話から自由でぶっ飛んだSHOOWAさんのギャグ短編(笑)カメの話はヤバすぎる!SHOOWAさんの突き抜けたギャグ好きです。現実の残酷さを思い知るオチも笑えました。
切ない
2017年4月6日
切ないです。この本を読む方はぜひ「ジンと猫は呼ぶと来ない」を併せて読むことを強くおすすめします。同時収録の亀の話はぶったまげました(笑)。SHOOWA先生のふり幅ホントすごい。修正はぼんやり白抜きです。
切ない。
2017年2月20日
すごく純粋で切ない気持ちになりました。後のカメの話でいい意味で力が抜けました。
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切ない
2020年12月30日
アーサーは救われるのでしょうか。それが気になって本作を購入しましたが。。切なさが募りました。
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繊細な男心が満載です。
2020年2月16日
先に『ジンと猫は…』を先に読んでしまっていたので、途中まで読んでから、あー、あの瓜二つのコ…と気づきました。巻末にお母さんが出てきたので、先に読んでおいてよかったと思えました。ジーンときちゃいました。
作者さんの作品はシュールな笑いとシリアスの割合が秀逸なんですが、今回はどちらも控えめ。クールで無頓着に見えて、とっても繊細なケンタ。たびたび、きゅーーんときます!
仲良くなると距離が死ぬほど近くなる彼とは、意外とベストマッチングだったんですね。ウザいと思うかかわいいと思うか、、どっちかに偏りそう。パーソナルスペースとか以上に、日常の会う、居る感覚が半端なく近いコだよね。
なかなか
2018年9月25日
深いはなしやな〜と思いながら読了。絵は好み出ないのにストーリーに惹かれ作者買い。
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切ない
2018年1月10日
ちょっと切なくて、何度も読み返す感じではないです。
「ジンと猫は呼ぶと来ない」に表題作の前のお話が掲載されているのですが、どちらを先に読むかによって印象が変わるかもしれません。
こちらを先に読んだほうが、切なくて痛い感じは弱まるかも•••
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表題作はサイコー
2017年6月24日
誰かの代わりでも良い!っていう台詞で始まります。その言葉が色んな人の気持ちをあらわしています。ケンタ、蓮次、アーサーそれぞれの思いが丁寧に描かれていて、絵もこの先生の作品独特の大事な場面で背景が全くない人物だけというのが読み手をぐっと引き込んでくれます!
最後の方にこれ又お得意のギャグ満載の作品が入ってますが、ほぼ表題作なのでまぁ箸休め的な感じでさらっと読みました。
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よかった
2017年2月28日
向日性の〜が好きで作者買い。向日性〜のストーリー展開が練ってあっただけに、こちらはありがちなストーリーに感じたけど丁寧な運びではあり作画もきれいで読みやすかった。
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みんな誰かの身代わり?
2017年1月29日
ケンタと連次、バンドマンのお話です。
身代わりでもいいって初めは思っても、やはりあとからツラいですよね。。。連次の元カレのアーサーと桜井くんの話が「ジンと猫は呼ぶと来ない」にあります。それを読むとまた心境がかわるかもしれません。みんなそれぞれ色んな想いをしながら恋をしてるんだなぁと思いました。

後半の亀のやつ!!??対照的すぎてSHOOWAさん凄いです(笑)
スピンオフ
2021年9月24日
ジンと猫に収録の短編のスピンオフとのことですが、そちらの前に読んだからか、なんとなく雰囲気は良さげなんだけど人物の心情が伝わってきませんでした。あと白抜きが大き過ぎて雑な修正だなあと。表題作の他のカメの短編はナンセンス?というか意味がわからず全く合いませんでした。
作者買い
2021年9月16日
僕らの三ツ巴戦争が面白かったので、値引きされていたこちらを購入しました。評価が難しい作品でした。まだ1回しか読んでいないので、なんとも言えませんが、完全なるハッピーエンドが好きな人にとってはモヤモヤが残る作品かなと思います。
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作者買いです。
2018年3月23日
何度も読み返さないと
登場人物がわからなくなってしまいます。
SHOOWAさんの作品好きなので、
根気よく何度も読みたいと思います。
SHOOWAさんの漫画は、
正直1回読んだだけでは理解しにくい作品がおおいのですが、
読めば読むほど面白さが増すので
癖になってます。

始めて読む方は
イベリコ豚とか、
僕らの三巴戦争とかの方が
入り込みやすいかもしれません。
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少しシリアスとぶっ飛びと
2018年1月22日
SHOOWAさんの作品は、シリアスなもの、ぶっ飛んだもの、エロエロなものと、
作品によって、びっくりするくらいストーリーが違います。

コレは、少しシリアス系な表題作と、浦島太郎を題材にしたぶっ飛んだお話が収録。

表題作は、「ジンと猫は呼ぶと来ない」に収録されている「残像」のスピンオフ的後日談。
バンド仲間うちの切ないお話。
相手の想いとか、自分の想いとか、そういうのが絡み合う心情中心のお話。
でも「残像」の方が切なさは上です。
「残像」は、アーサー目線で、桜井や連次との関係が描かれてます。
これだけでもお話は通じますが、両方読むのがオススメ。

浦島太郎もどきは、なんかすごいです。
これ、商業作品?っていうようなぶっ飛び方。。。
ちょっとお下品なノリというか、ギャグエロ?、ううーん。

新装版にしたことで、もともとここにあったNobody Knowsの続編が、
Nobody Knowsにまとめられたのはよかったのですが、
それならコレも「残像」とまとめた方が。。。
ってキリがなくなっちゃうんでしょうね(^^;

表題作は★4、浦島もどきは★2-3です。
総167ページ。
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作家名: SHOOWA
出版社: 芳文社