先生のあとがきがきまで含めてすべてが、読者であるわたしたちひとりひとりの小さくてかすかな心の炎に、何度でも風を起こして火をつけて、幾度となく命を吹き込んでくれる。生きていることの尊さを思い出させ、魂を揺り起してくれる。明日がやってくる限り続いていくこの命を、悩み苦しみもがいても、使い果たす最後の瞬間まで、どうか幸福にと人を思い、またそれと同じように自分を大切にして生きて、と炭治郎たちが伝えてくれたように感じます。改めて吾峠先生にありがとうとお疲れ様でしたを伝えたいです。生きていて、鬼滅の刃のような作品に出会えたこと、それそのものが幸福です。本当にありがとうございました。