美しい音楽と共に優しい気持ちが全体に染み渡り、センチメンタルな情景とともに後から心に一筋の傷痕を残していることに気が付く。
そんな上質の映画を見させてもらった感覚で読める作品です。
ありそうで無い、もしかしたらある❓
現実とフィクションの狭間で、揺れ動く感情、そして常識とは何なのか?
誰が悪いわけでもなく、ただ優しさが積み重なって、現実と日常は非日常へと変わってしまう。
明日は必ず来るのか?それとも来ないのか?
明日を選ぶのも自分だという事を考えさせられます。
文学作品の様な、素晴らしい漫画です。