ネタバレ・感想あり良い祖母と孫の話 分冊版のレビュー

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実体験ある人には涙もの
2020年10月31日
幼い頃に両親が亡くなり祖父母に育てられた自分には身につまされる作品です。
嫌いなわけではないけど何故か反発してしまう。
祖母の優しさに何をやってもいいものと勘違いし、相手の心を傷つけてしまう。
それを自分が成長して間違った事だと気付いた時には、祖母は理解出来る状態ではなく・・・
何故、もっと素直になれなかったのか。
何故、もっと優しく出来なかったのか。
後悔先に立たずです。
ほほおぅ
2017年12月4日
キャンペーンでなければ出逢えない作品でした。シリアスで哀しさ漂ってます。面白いと言うのは不謹慎でしょうし、興味深いので続き買いたい気持ちです
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泣けたけど…
ネタバレ
2017年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣ける作品だと思いますが、泣けるのは自分の過ちに気かつくというより、おばあちゃんの心に泣けました。何もあそこまでしなくていいのに。一生懸命作ったお弁当を捨てられても、美味しかったかい?と聞く気持ち、どんなに辛いことか。
追いつめられていくのはおばあちゃんのほうではないでしょうか?
一生懸命、孫のために好きなものを買ってきたり、一生懸命やってるのに昔はなついていた孫に、何もしなくていいのにと言われてからの心は本当にかわいそうです。
雨の中も買い物に行くなど、気丈に振る舞う姿に泣けました。
主人公が、気持ち悪くなるなんていう気持ちは理解できません。
ここまで落とすと自分の母親にはおばあちゃんと違うけど、優しくしないと思いました。
反面教師になります。
何回も読み返しても泣けるというより悲しい気持ちになりました。
おばあちゃんが普通に戻って、また幸せに暮らす続編があれば救われると思いました。
『良い』は他人が決めることじゃない。
2017年6月1日
ネットで好評価の推薦文を読み無料で読める分を読み、続きを購入。
お弁当捨てるなんて、って意見は多い。私も母親不在の家で祖母にお弁当を作ってもらってました。捨てたことはありません。不満も言わなかった。でも、それは良い子だったからじゃないと思っています。本当はゆで卵は塩で食べたいとか、たまには購買のパンを食べてみたいとか、ずっとずっと思ってた。
一般的には私は責められることはしてないけど、素直におばあちゃん大好き〜って言える孫じゃなかったのはこの話の主人公と同じです。自分は良い孫じゃなかったと祖母を亡くした今も後悔してます。

主人公が良いとか悪いとか、そんなことは誰にも決められない。主人公を悪い子だと思った人は自分が幸せに暮らせるようにしてくれたご家族に感謝して、それから自分と違う環境で育った人を責める気持ちに少し疑問を持って欲しいです。
ただ漫画に肝心な絵が好みじゃなかったので星はマイナス2です…話だけなら5💦
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作家名: 加藤片
出版社: 双葉社