ネタバレ・感想あり胡桃の中のレビュー

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危険な香り漂うギャラリー
2024年4月24日
川唯先生のBLが大好きで、こちらもようやく集めました。カテゴリーは女性マンガ(昔はBLだったのかな)。画廊「胡桃の中」に持ち込まれる絵画をはじまりに、様々なドラマや事件、謎解きが繰り広げられるオムニバス形式の物語です。実在する絵画もたくさん登場しますし、絵画の見極めや修復など興味深く楽しめました。画廊の主人、谷崎の恋人は男性なので〜BLメインではないけど時々ご褒美がもらえます💗絵画における才能は素晴らしいのに普段は小汚い谷崎。ですが小汚いイケメン=セクシーに変換されるのはわたしだけでしょうか、、100%好みの男です!いい人では終わらない、時々何かを企んでいるような危険な香りを漂わせているところにも惚れる〜。
絵画にはそれを描いた人や、その高額な絵を売買する人、そして絵を購入する人などたくさんの人が関わっていて、その分だけドラマがあります。幸せな気持ちになれたり、ホロっと泣けたり、時には思ってもいない結末に複雑な思いをすることも。川唯先生のBLご存じであればこちらの作品も期待以上の面白さだと思います、わたしはめちゃくちゃハマりました😄1巻の天使のお話は泣けます。。続刊を気長に楽しみに待ちたいです。
絵画と謎解きと恋愛と
2023年11月7日
絵画と謎解きがしっかりめな作品で、BL作品としてよりはそちらの要素を凄く楽しんで読んでいる。
それに主人公と恋人の関係性も凄く素敵。
4巻のコップの話はめちゃめちゃに愛が過ぎる。
待ってました
2023年10月11日
大好きな作家さんです。新刊読めて嬉しかった。内容も素敵でした。これからも楽しみに気長にお待ちしております。
女性漫画枠でボーイズCPの美術ミステリ
2022年7月2日
島でよくオススメされてる女性漫画枠のBLもの。22年に8年ぶりの新刊4巻が出たので、この機会に読んでみました。
BLものといっても、女性漫画枠がたしかに正解。普段は汚い格好をしているが元モデルで画商の谷崎(兼、贋作家)と映像作家で天然ボーイの中居のCPが、「胡桃の中」という祖父から継いだ画廊に持ち込まれる美術ミステリを解決していく物語。
予備知識なしで読んだので、もう少しラブが強めかと思ってたら、戯れるくらいでほぼなし、期待してたのがいけないのですが、少し残念。美術史や芸術好きの方には特にオススメです。私は知識ないので、へー、ほー、ばかりでした。4巻のミケランジェロのダビデ像について、たぶん腐だけじゃなくて美術教科書みた全員が知りたいだろう事をズバッと解説してくれてます。
1話完結なので、作者さんのペースで描きたい時に描いてお話続けばいいなと思います。

この作品みたいに、シーモア島では自分の範囲外だったオススメ漫画を見つけられるので、ほぼROMですがとてもお世話になってます。最近、自分のことかな、、というスレをみかけました。気を使って下さっていたようでありがとうございました。嬉しかったです〜。おかげさまで色々言葉には気をつけつつも元気にレビューしてます!
ずっと大好きな作品です
2022年5月8日
出会った頃には3巻が発売されてしばらく経っていたのでそれで完結されてるのかと思っていました
まさか新刊の発売を目にすることが出来るとは思っていなかったのでとても感激です
本当に雰囲気が大好きです
切なくもあり、でも2人のラブラブに癒されます…
間違いなく人生の一作品です
ギャ●リーフェ●ク風BL
ネタバレ
2022年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙→電子で久々の再読。1巻は2002年発売、4巻は2022年!発売されてびっくり嬉しい!!最初の頃は絵柄に硬さがありますが、20年経過するとさすがに違います。薄めですがBLなので苦手な方は注意。
元は「形而上なぼくら」2巻収録の短編が始まりですが、この新装版の「胡桃の中」1巻にも収録されています。出会い編はハメ撮りにゲイバレに逃避行に中々チャレンジャー。
表向きは画廊のオーナーで修復師、裏では贋作を作る谷崎×映像作家で谷崎を撮影するのが大好きな中居。秘密と影のある谷崎と天真爛漫な中居の同級生カップルが織り成す美術絡みのお話です。
金絡みの騙し合い、本物と偽物、切なさにお涙頂戴等々あり。個人的には泣ける話より大人の裏表ありの話の方が好み。4巻最後の話で、エリク本人が戸田の描いたエリクの模写を自作品とする=戸田の才能を認めつつ、戸田の全ては自分のもの思考?なのか……謎のエリク……。
美術系BLかな
2022年4月3日
偶然新刊発売時に表紙から興味を持ってページに飛んでレビューと立ち読み増量分を見て、購入しました。結構昔から続いて非常に愛されている作品かつ作家さんのようです。その理由が読んでめちゃくちゃ分かりました。人の喜怒哀楽、生き様などが上手くBL要素と相まっています。絵も年々近代化されているのも良いし、何より読了後の気持ち良さ、充実感が素晴らしかったです。
画廊ヒューマンドラマ
2022年3月23日
紙でも持っていますが電子化を楽しみにしていました。ワケアリな画廊で起こるドラマが読み応えがあります。
4巻のみのレビューです
2022年3月22日
修正→見えない構図、4巻キスのみ
もう大大大好きな作品、連載は追ってましたが一冊になり感無量です。ジャンルは女性漫画ですがBがLしてる、というか愛が溢れてる!そしてBLは苦手という方にも作品として本当に素晴らしく面白いので是非手に取って欲しいです。気になってたダビデのtnk問題をここで読めるとは!物語の本筋は美術と芸術ですが、そこに溶け込む恋人の愛にどうしたって萌えてしまう。川唯先生には感謝しかありません。どうかずっと描き続けて欲しいです。
11年ぶりに新刊発売ですよ。フフフ…面白い。
ネタバレ
2022年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★画廊「胡桃の中」店主・谷崎と恋人で映像作家志望・中居のアートを愛して2人の愛も深まる物語。(1巻3/31までセールですよ。1〜2話読み切りですので、まずは1巻お試しいかがですか?)

★どんなワケありの絵画でも修復を引き受けてくれると噂のギャラリー「胡桃の中」には、今日もやっかいな依頼がやってくる…。

★作者様の「好きなこと」を割とマニアックに描かれていますが、絵画(アート)に興味が薄くても楽しめるストーリーだと思います。絵画(修復)にまつわる一つ一つのお話が、ほんのりミステリーで、そこに関わる人たちの悲喜交々が丁寧に描かれていて、とても面白いですし、谷崎と草平の個々のキャラも魅力的です。その2人が一緒にいることで起こる化学反応のような物語の高まりが、素敵です。脇キャラも立っています。1巻、泣いちゃいました…。天使、健気すぎるよー涙。

★1〜4巻すべて描き下ろしのおまけアリで、246,196,187,218ページ。女性漫画ジャンルですが、青年(地は良いモサ男)×青年(元気いっぱいわんこ)で、BLです。1巻収録の出会い編が1番BL寄りですが濃くはないですし(当者比)、他の巻はほぼ描写なしですのでBL苦手な方も大丈夫かな、と。

★作者様のBLジャンルの作品はいくつか読んでいてどれも好きですが、物語の内容としては本作が特に好みかも。創作(アート)の裏話や哲学みたいな部分が興味深いです。あとは、やはり谷崎×草平CPが良き。作用し合う関係性というか、距離感というか…2人のやり取りがとても好きです。
終わってなかった♡♡
2022年3月19日
作者さんが大好きで、③巻(紙)がでたのはかなり前。あとがきで11年ぶりって書いてあって、そんなにかーと少し遠い目になりました。そして、やっぱりスキ!完結したと思っていたので本当に嬉しい。
好みドンピシャな作品
2021年11月15日
アーティスト系の展開がある作品として、
シーモア島でおすすめいただいた作品。
ばっちり大好きな作品でした〜(^^)

川唯さんの作品は好きで既に5作品持ってるのですが、
「胡桃の中」は立ち読みもしておらず、
自分のスルー行為を反省していましたが、気付きました。
これ女性マンガに分類されてるんですね。
それで私の中で対象外にしていたみたいです…。

でも、中身はBLです。
もちろん、女性マンガに分類されるくらいなので、
ストーリーで読ませる力のあるBL。
この「ストーリーで読ませる力のあるBL」は特に好きで、
島では、BLコミックに分類されていないBLを
別途聞いていたくらいなので、
もう私の好みドンピシャってなもんです!
(おすすめしてもらって作品に気付けて良かったです!)

画廊に持ち込まれる作品を題材に、
その絵と持ち主に纏わるいろんな話が展開されるのがとても面白いです♪
謎解きと情の両方が絡むストーリーがとても良いです。

だらしない風貌ながらクールで頭脳明晰な谷崎と、
純真でワンコのような天然キャラ中居の組み合わせもグッド!

1年に1話のペースで描いていたらしく、
すごい勢いで絵柄が変わりますが、今も続いているのが嬉しいです。
1話完結型なので、発売継続中でも手に取りやすいです。

1巻246ページ
(胡桃の中3話+描き下ろし2ページ+あとがき2ページ
+2人の出会い篇「マイビューティフルワールド」+短編6ページ
+あとがき1ページ+描き下ろし12ページ)。
※全部「胡桃の中」の2人のお話です。

2巻196ページ
(胡桃の中4話+あとがき2ページ+描き下ろし7ページ)。

3巻187ページ
(胡桃の中4話+あとがき2ページ、描き下ろし4ページ)。
面白い!!!
2020年11月1日
秘密と謎で、まことしやかに描かれていてとても面白い。すぐにでも、次のストーリーが始まるような終わり方もいい。変な例えだが、シャーロックホームズを読んだ時の余韻に似てる。
💗もう胸キュン
ネタバレ
2020年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 😍読めば読むほどこの2人の関係に胸キュンです。

いつもはもっさりのあいつが突然お洒落したらもう目は♥になっちゃいますよね。
しかもストーリーがどれもほんとにいい!
もっともっと読んでいたい。
すっごく面白い!
2020年7月14日
bl 好きがこんなこと言うのもあれなんですけど、これはblというよりも仲良し2人組として、bl は匂わせ程度にしておいたらもっともっと広く読まれるのになーと思っちゃう。

実際色っぽいことはほぼ無いし、ハートフルなストーリー重視。
そして絵画、美術の知識が面白い!!

bl として敬遠せず色んな層に読んでもらいたい良作です。
また読めて幸せ
2020年3月26日
胡桃の中は数あるBL漫画の中でも、TOP5に入る程大好きな作品。
BLとゆー括り抜きにしてもいつもジーンと来て、笑えて切なくてほっこりする素敵な話ばかり。繊細で緻密で奥深い話が1話完結のオムニバスで描かれているのでとても読みやすいです。
画廊に来る数々の訳アリな人達、いい出会いも悪い出会いもあって、綺麗事だけじゃないミステリアスででもハートフルなストーリー。画廊を題材にするだけあって専門的な話がとても多く、すごく読み応えあります。
元々専門的なお仕事を描くのがとても上手い作家様で本当に知識の豊富さに感動します。
段違いにおもしろい
2019年3月8日
BLじゃなくてもいける話。むしろBLじゃなければいろんな人に読まれて人気出たと思う。ギャラリーフェイクより面白いよふつうに。
大好き【追記:4巻出てた!!!!!!!】
ネタバレ
2017年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 川唯東子先生の本は全部大好きなんだけど、『胡桃の中』が一番好きです。今までの人生で読んで来た本の中で、五本の指に確実に入る。どの話も好き。どれかひとつ選べと言われたら、パウル・クレーの話かな……いや、でもやっぱりどれも好き。また漫画描いて欲しいなぁ……。【追記:2022】4巻出てた!!!!!!! 11年ぶりだそうです! やっぱり胡桃の中大好き(;▽;) どれも好きだけど、一番好きなのは最終話! 彼は、言動全てに悪気も悪意もないんだろうな。中居と似た感じの、小柄な黒髪の日本人青年に恋していた。そんなエピソードがあるから、谷崎は自分と中居とを重ね合わせて協力してやった側面もあるだろうし、読者も二人に谷崎と中居を重ねたと思う。中居が冒頭で「天が何物も与えた」的なことを言ってますが、彼に唯一与えられた瑕疵はこのサイコな部分なのかもしれない。谷崎は外見に無頓着なところかな?笑 そこは瑕疵じゃなくて魅力だとも思うけど。エリクはいつかでかい罰当たれ! と思うけど、多分一生罰に当たることもなく、彼は自分と自分の世界は美しいなあ、早逝のミューズの戸田は永遠に美しいなあ、と思って幸せに死んでいくんだろう。戸田が描いたあの絵も、学生時代に見ていた子たちがいるけれど「あのあと彼の絵を思い出しながら描いたんだ」とかなんとか言われたらそれでおしまいだろうな。
懐かしい
2017年5月26日
紙媒体で所持しています。せっかくなので読み返してみたらやっぱり面白い!BLらしさは少ないですが、個人的にはこの程度が丁度良いです。ストーリー重視でほんのり恋愛要素が入っている作品が好きな方にはピッタリだと思います。キャラ傾向としては、普段はもっさりなのに本気を出せば芸能人ばりの美形な攻め×やや平凡だけど明るく可愛い受け、という感じ。
続編あったらいいな
2019年6月24日
絵画の話がメインです。BLといっても男同士で付き合ってますという設定だけ。BLじゃなくて一般向けで出してたらもっと巻数続いてたのかな?もっと続き読みたかったなぁ。
隠れた名作
2017年5月23日
ざっくり言ってしまうとギャラリーフェイクのBL版みたいな感じです。内容がとても良い。私は好きです。でもジャンルがBLなので読者が限定されてしまって残念。しかもBLとして読むと甘さやエロが少ないので物足りないと感じる人が多そう。良い作品なのに中途半端になってしまってる気がして残念です。
BLらしさは少ない
2016年11月24日
けど、話は面白い。2人が美大出身で映像関係の仕事をしている男と訳ありな祖父から譲り受けた画廊をやってる男の話。物語のほとんどはこの画廊の話です。ここにまつわる客や画家達の物語で、お決まりなパターンですが面白い。切なかったりやるせなかったりを、明るい相棒?に救われながらなんとかやってく感じです。エロシーン少ないので時々普通の漫画見てる感じだけど、話がいいのでハマります。悲しみや切なさを絵に昇華するのは分からない凡人の私にも楽しめたので問題ないかと。悲しいとか切ない系が苦手な人にはオススメできないかも。
話はいいけど
2017年5月23日
BLでした。軽いものですが。得意じゃないのでそこだけ気になりました。ジャンルがBLじゃなく女性マンガなので読めるところまで読めましたが。話は良かったです
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作家名: 川唯東子
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: リブレ