ネタバレ・感想ありどこか遠くの話をしようのレビュー

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ええ話や〰️
ネタバレ
2023年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。須藤先生の著書は紙版で【おさんぽ大王】を読んでいたのですが、今回、値下げされていた こちらを購入したのですが、泣かされました。淡々と描かれているごくごく遠い異国の田舎の村での出来事…と思いきや、未来から来た!という、ぶっ飛んだ設定であったり、おばあちゃんの声が出なくなった理由であったり、記憶喪失の理由であったりと、驚きの連続で、且つ、泣ける。チロのモノの声が聞こえる能力は、やはり、父親を亡くし、おばあちゃんの声が出なくなった事がきっかけなんだろうな。で、旅の最後に声が聞けなくなったのも、【もう、大丈夫。】というモノ達みんなの心が、そう言ってくれたんだろうな。とても心の温まるお話しです。オススメです。
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割と近くの話になりつつあるかもね…。
2023年2月16日
何を話してもネタバレになりそうなので、詳しい事は書きませんが、この作者さんこそ未来から来た人なんじゃなかろうか?私が言える事は、誰かこの本を大国のプがつく人に、読ませてやって下さい、お願いします。という事のみ…。こんなに嗚咽が漏れちゃう漫画は中々ありませんよ。はい、優勝!
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涙があふれる
2023年1月11日
特に2巻。1巻から続けて読んで、主人公達の記憶や想いを共有して欲しい。緑あふれる未来を夢見ていきたくなる。
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胸に沁みます
2023年1月4日
複数の物語が重なりながら、謎が解き明かされていきました。切なくて哀しくて暖かい読後感です。
南米には行ったことはないけれど、生活感が伝わってくる描写も素敵でした。
🈲ネタバレあります
ネタバレ
2022年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、シーモア島で話題になっており、9月のセールで購入しました。 けれど、読むのに時間がかかりそうだな~と、ついつい積んでいた作品です。 読みはじめたら、グイグイ物語に引き込まれ、一気に上下ともに読みました。ー-------🈲 以下ネタバレが盛大にあります 🈲 ー---------現代の様な、少し前の時代のようなペルーっぽい山岳地帯。 そこに住む少女チロ(道具と話せる)としゃべれなくなった祖母との納屋に、いきなり白人男性が入り込んで眠っていた。 言葉が通じない上に、彼に記憶がなく、いつ・どうやってやってきたか不明。 でも彼が持っている道具達に少しずつ話を聞いて、また彼とも話せるようになって、彼が未来から、ある使命をおびて、やってきたことが判明。 美しい山岳の地と人々のところに、”美しくない”未来から来た男性。 父親を亡くしたチロと、娘と会えなくなった男性。 2人を中心に美しくも、しっかり大地を踏みしめた生活が、とても素晴らしい作品でした。 考えさせながらも、温かいラストに、じんわりと涙が浮かんでくる読後感です。
あまりに切なくてひたすらに優しい
2022年3月26日
どこか遠くのお話、だけど…だけど彼らが持つ感情は私たちと同じ。愛です、愛なんです。須藤真澄さんのこの愛らしい絵を見てるだけで目頭が熱くなる。
うつくしい
ネタバレ
2022年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 南米高山のアンデスっぽい民族の村を舞台に、無機物と会話ができる主人公の少女に、記憶を失くした◯を駆けるおじさん…と気になる設定がいっぱい。
ポップな感じで始まりますが絵柄に反してガッツリSFで、家族を想う寂しいドラマが切なく、美しい情景描写が目を惹きます。大切な人を亡くした者達が共に過ごす中で、欠けたものを取り戻すまでのストーリーです。
作中では何度か “うつくしい” って言葉が印象的に使われますが、ほんとその表現がピッタリな作品。自然や風景だけでなく、そこに流れる時間や共同体の営み、人との関わりまで余す所なく美しかった。
愛するマチュピチュも出てきて、この辺は何度妄想トラベルしたことやら…隅々まで脳内映像バッチリでより楽しめました。
もの悲しい中にほんわり温かみがある
ネタバレ
2018年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 須藤先生がまさかのSF!(なのか?)
他の作品とは雰囲気が変わってメッセージ性の強いお話です。ハッピーエンドではあるものの、なんだか寂しい気持ちにさせられます。
でも読後感は少しほんわか。本腰入れて読むことをお勧めします。
綺麗に纏まっている
2020年7月10日
素朴で温かい絵柄と表紙からは想像できない、思いのほかヘビーな話でした。
内容を知ってしまえばまあよくある展開なんですが、SF好きであれば引き込まれること必至だと思います。タイトル通りとは恐れ入りました。
下巻のあらすじはネタバレになっているのでお気をつけください。
でも何だろう、いつもより読むのに時間かかったんですよね…。さらさらっと読める感じではないのかも。
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作家名: 須藤真澄
出版社: KADOKAWA