ネタバレ・感想ありこの恋に未来はないのレビュー

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マイノリティの話
2024年3月13日
2巻まで読み終えてここで終わらせたか、と少し寂しい気持ちと共にこれで良いのかもと思いました。もう少し読みたい気持ちもありましたが面白かったです。
文学とマイノリティ、携帯電話が出て来ない十数年前の時代感、現代よりも性的マイノリティに理解や知識が広く浸透してない頃を思い返せば主人公の彼はそれまでさぞ息苦しかったことでしょう。今後、彼と正樹の関係がどうなるのか彼がどうなるのかはわかりませんが個人的には何だかんだと付き合いが続くんじゃないかなと思います。少しでも曲直瀬くんが息苦しくないように生きていけたらいいな、と思わずにいられません。
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勉強になりました。
2020年8月25日
色々と考えさせられました。みんなが みんな 幸せな形で、 上入れられる世界になったらいいなと思いました。
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もっと続き読みたい!続刊欲しい!
2020年1月17日
現在全2巻、とりあえず完結b。
185,215ページ、全て表題作(1巻に描き下ろし小説5p付)。

絵はきれい。ストーリーも主人公だけでなく周囲の友人たちの恋も絡んで、丁寧なドラマ展開。
けど、、女性向けコミックには珍しく、主人公の未来が、、、?

あぁ〜、
ここで終わっちゃうの??
寂しいというか、もっと読みたいというか。。
主人公のこれからの生き様とかも興味あるー。

区切りの良いところではあるので、ここでエンドも有りでしょうが、主人公視点で共感してきた読み手には、ぜひとも続きが欲しくなります。
特にBL好きな腐読者には(笑)。

いやいや、もういつかでも良いから、ぜひとも続刊書いてほしいです。。
原作小説でもいいから。。

心情が丁寧でストーリーがとても良かったです!
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恋よりも大切なもの
2019年1月21日
ずっと性への違和感を抱えて生きてきた主人公が自身の、女性になりたいという気持ちと、同じ男性である親友への恋心の両方を真正面から受け入れられるようになるまでが丁寧に描かれた、漫画だけれど小説のように感じられる作品でした。

登場するキャラクターは皆恋をしていますが、それぞれが報われることはなく…。
ただの恋愛漫画とはまた一味違う、恋する気持ちだけではその先はない、何も生み出すことはできないといった現実的な心理が描かれていました。
夢のある少女漫画とは対照的だと思いましたが、だからこそ現実を見るようなこの作品に胸を打たれるものがありました。

それぞれが失恋したのだと思います。
互いに思いあっていたエツ子さんと正樹さえ、このような形で側にいても真に望んでいたものは手に入らない、互いに腐ってゆくだけなのだと気付いてしまったのだなぁ、と思うとまた切なかったです。
エツ子さんの事情は全て知ることはできなかったので、彼女に今後救いはあるのだろうかと少し心配です。

その点、正樹は仕事も恋も今後自由に生きる権利がある分エツ子さんよりは全然幸せでズルいなという気がしました。彼は性格からして何もかもズルいですが。それでも周りに愛されてしまうズルい男なところが彼の魅力なんでしょうね。

こんな男を好きになってしまって、結局扱いは友人止まりな鮎美ちゃんも可哀想です。中途半端に希望持たされたせいで彼女も今後、正樹への片想いがやめられずお節介やき続けるだろうな…。
正樹は女の子に迫られたら応えるけど、心は誰にもあげない、本当に自由な人だと思います。

正樹はエツ子さんとのことで今後誰かに本気になることは無いのではないでしょうか。
そんな彼の心を唯一癒すことができるのが主人公の雄二だと思います。
女になりたいという雄二が女でないからこそ、関係を持たずにいられる、唯一無二の大切な存在としてずっと側にいることができるのだと思います。
雄二はつらいでしょうが、それでも彼も正樹のことを想い続けるのでしょうし、親友として側にいられることは幸せでしょう。

2人の今後の関係に希望はあるのでは?といった意見もありましたが、私は2人がくっつくことは無いと思います。
ただ、正樹の雄二への感情は恋人をも飛び越えていくと思います。それこそ息を引き取る瞬間に、最後に側にいてほしいのは雄二なのではないでしょうか。
作者さん買い
2018年10月23日
この作者さんの耽美的な感じが好きです。レビューに切ないって感想があったのですが、最後の正樹の表情に主人公との今後の新たな展開がある気がしました。続編があることを期待します。あと欲を言えば、とてもきれいな絵柄ですが横顔が私的に少し残念です。
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タイトルが気になって購入
2018年5月19日
切ない...切なすぎる...みんな前に進むけど...これって続編ないのかなぁ...是非読みたいよ
辛いよね。
ネタバレ
2023年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現実の世界はほとんど辛いことばかり、
だから雄二には幸せになってほしかった。
生殺しのような世界で普通の顔して生きていくのは
悲しい。
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主人公 気の毒
2023年7月21日
どうしようもない自分自身の違和感に悩む主人公
火に飛び込んで、焼けてしまう虫を自分自身に準えていて、辛そう。 どうしたらよかったんだろうね。
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今後この二人の関係がどう変化していくのか
ネタバレ
2018年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正樹がどの段階で雄二が自分に好意を寄せているのかを知ったストーリーを描いてほしいです。また2巻の二人で打ち上げの際に雄二が親友として付き合っていてもまだ自分に気持ちがあることを知った瞬間の正樹の顔に、まだ希望があるのかな、と思ってしまったのは私だけでしょうか?今後この二人の関係がどう変化していくのか早い段階での次作を心待ちしています。
BL要素もあるけど、人の価値観に
ネタバレ
2018年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 焦点が当たっているので、切なくはなるけど、BL苦手な人でも問題ないと思います。
誰も幸せになっていない様で、みんな開放された感じがするラブストーリ。

でもとっても切ない。
線が繋がらない悲しさ
2018年5月10日
登場人物の気持ちが複雑に絡み合って、気持ちがあるのに届かない。
まさにタイトル通りの物語。でも自分の生き方を決めた雄二にはもう少し
光刺す未来が欲しかったな。ガラスポットのタバコ秀逸。
ラブストーリーだけどラブストーリーになっていないマンガ・・・。
なんだか切ない
2018年2月28日
作者買いです。
最後が予想してた展開とは違い切なかったです。ただ、こういった終わり方もあるんだな、と思いました。
序章
2017年8月16日
一巻の多くは導入的展開で占められており、そうして漸くラストにて話が転がり始めます。米粉先生の絵が好きで作者買いのようなものですが、相変わらず、とても美しく素敵です。
BL主体ではなくLGBTの要素を含めた作品のようなので根底に重く暗いものが漂っているような気がします(が、始まったばかりなのでわかりません)が、少なくともこの巻だけではお話の面白みは少ない気がします。
作者買いと期待を込めての☆4です。





自分たらしめるものを、何よりも好きなものを、それだ、と、そうだ、と過不足なく言い放つことが出来る世界がこの作品に広がっているのかどうかは全くわかりませんが、どこの世界でも萎縮するのではなく拡散していく方が好い派の自分としては、この恋に未来はなくともこの未来に恋があるお話になることを少し期待しています。ドッロドロの不幸話も好きではありますが(笑)。
コミカライズの作家さんが好きで
ネタバレ
2023年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでみたけど、主人公のトランスセクシャルくんは、トランスセクシャル以前に別な問題がある気がします。トラウマになったランドセルの件。お姉さんとの距離感にもよると思うけど、お姉さんはまず弟が赤いランドセルを好む以前に、弟がひとの部屋に勝手に侵入して、ひとのものをいじってた事に嫌悪感を覚えたんだと思う。それって身内他人関係なく、された側にとっては『女子のリコーダーを勝手に吹いたり、体操着を嗅いだり』する気持ち悪い男子と同じなんですよ。血縁とはいえ異性だし、部屋が別々にあるなら普通に不快だったと思う。でも、何も言わずにいたのは弟だし幼いから、と許してあげたのでは、と思います。荷物を置いてくときも姉は『勝手に中身いじらないでよ』と弟に注意してるということは、普段から勝手に鞄の中身や姉のものをいじると警戒されてる。つまりは、ランドセルの件は姉にもトラウマを与えてるんですよ。あと、想い人である彼のたばこを盗むときも『他人の物』という犯罪への後ろめたさを一切抱いてないのが気になった。お金持ちのボンだから、姉のモノも他人のモノも俺のモノ感覚なのか。ジャイアニズムとは違った倫理観の無さ。男を好きになる以前に、そういう罪悪感のないのが怖い。そりゃあ、そんな人の恋には未来も何もないのでは?と思ってしまった次第です。主人公の倫理の無さを理解できなくて、内容に集中も共感もできずリタイアしてしまいました。ごめんなさい。
絵は綺麗
ネタバレ
2023年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 女になりたい主人公、綺麗な顔立ちで女装も似合う、女たらしの親友のことが好き。
親友はもうすぐ結婚する女が好き、親友を好きな女がもう一人。
素敵な四角関係なんですけれど特に盛り上がることもなくさらっと終わってしまった。
主人公が自分の性と向き合ったよ、というお話でした。
絵は綺麗。
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主要人物全員が叶わぬ恋に翻弄されるカオス
ネタバレ
2023年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルが「この恋に未来はない」なので、不毛な恋の物語であろうことは承知していましたが、ここまでの不毛さとは思っていなかったので、ドキッとしてしまいました。

「性」に対する違和感を抱えつつ、男友達に恋をしている主人公と周りの主要人物たち全員が叶わぬ恋に翻弄されている状況はなかなかのカオスで、その救いのなさに読み続けていくのが辛かったです。

でも、結末まで読んでみないことには本当にこの恋に未来がないのかは分からないと思うので、頑張って彼らの恋を見届けたいと思っています。
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実らなそう
2022年7月22日
題名の通り本当に実らなそうです。1巻の段階では正樹くんが雄二くんを好きになるとは思えないです。それぞれに抱える問題がどういう結末を迎えるのかは気になるけど、あまり幸せな感じはしないので続きは読まないと思います。
しみじみ
2021年5月13日
胸が痛い。
色々な違和感、思い通りにならないことを抱えた人々。
カヲルさんの言葉は、私にとっても、励まし。
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BLではなく、トランスの話
2021年5月28日
セリフだけでなく画で間を置いて心情を見せてくれるシーンと、予定調和のようにサクサク説明的に進むシーンがうまく機能しておらず、やや押し付けられたような主人公イメージになってしまって読み進めるのが辛かったです。

LGBTQへの認知が広がっている中で発表された恋愛漫画としては新しいモノとなるのでしょうが、シリアスやリアリティともファンタジーフィルターとも言えない感じでした。
これは…
2023年5月21日
ラブストーリーって言えるのかな💦読んでてめっちゃ暗い気分に😢
まぁ表題の通りっちゃその通りなんだけど。ここまで読み終わった後にどんよりしてしまう作品は初めてかも😌申し訳ないけどわたしには合わなかったなー。
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わかってたけど。
ネタバレ
2022年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 複雑で、繊細で、それぞれに抱えてるものがあるのに、結局は「この恋に未来はない」。題名そのものだった、それにしたって、何かはありそうじゃない。「何か」は。
「題名」ですでに答え言っちゃってたんだ。っていう感じ。です。
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ジャンル: 少女マンガ 恋愛
出版社: KADOKAWA