お試しを読んでみて、絵もすごくお上手だし(筋肉質な男性をきちんと描いてくれてます^^)会話のセンスがある作者さんなんだな〜と思って軽い気持ちで購入してみたのですが、まさかこんなに素敵なお話とは思わなかったです。
涙をこぼすことになるとは、読み始めでは全く思っていなかった…
ライトなBLというより、セクシャルマイノリティのゲイとして生きる人達の恋愛として、笑いとリアリティとがとてもバランス良く描かれていて、こんなに上手な作者さんが居たなんて…!と、これから新たな作品を読めるのが楽しみです。
drag queenな描写もあったり、女性的な口調のマッチョメンも沢山出てくるので、苦手な方もいるかも。
ストーリーはこれで終わりではなく、まだつづく様なのでまずはそれを心待ちにします。
個人的には羅川先生の「ニューヨーク・ニューヨーク」を思い出させるような読後感でした。
P.S. エロエロが読みたい気分の時には向いていないはず!優しいキスがあるくらいです🎂