シューズブランド「アバルキン」を舞台にした歪んだ愛憎劇。アバルキンのミューズ ユーリはエグい枕営業で権利者に体を差し出し、ブランドを大きくしていく。全てはゴーストデザイナーのアダムの為に。そのアダムは自分に好意があると知りながら枕の現場に立ち会うゲスの極み。ユーリの体と枕スケジュールを管理し、モノ扱い。ユーリのブッ壊れ具合とアダム、ミハイルの冷淡さが痛々しくて引く場面もあるけど、嫌いじゃないです。毒っ気のある感じ、ゾクゾクします😍 番外編のミハイルがブッ飛んでて、刺さりました!そして踊り子は継承される…その後のエピローグもいいですね。ただのハピエンで終わると張り詰めた緊張感がブチッと切られてしまうので、こういうプレゼントがあるのは嬉しいです。辛いのが苦手な方にはキツイ作品かもしれませんが、私の性癖にはどストライクゾーンでした。