高倉君の高校入学の日から1学期が終了するまでのお話で、最初に読んだ時は、ページをめくるたびに笑わせられて、本を自ら閉じなければ、わんこそばのように次から次へと笑いを投入されるので、息継ぎができなくて命の危機を感じました(笑)人間って限界を超えて笑うと、座位を保てず床に転がるんですね。笑い過ぎて座っていられなくなったのは初めてです。笑いのツボは人それぞれなので、全ての人が笑い転げるような内容かはわからないけれど、少なくとも私にとっては、今まで生きてて一番笑わせられた漫画です。1巻の途中までが笑いのピークで、そこからは吹き出す程度だったんですが、3巻まで読んで良かったです。高倉君の高校の校長先生。彼女のセリフには考えさせられるものがありました。この作品はただ笑えるというだけじゃなく、人と人とが関わることの本質に気付かせてくれました。人は生きているだけで、関わる人すべてに学びの機会をプレゼントしているんだなと思うと、自分の事も他人の事も、今よりずっと許し愛せるような気がします。