題材が題材なだけにどこまで書けるかって感じだったけど予想よりは長く続いた
ただ奴隷区で終わらせるのが1番良くて後の作品はどれも蛇足感が半端ない
何より大奴隷区になってからは悪人が輝かない
わりと皆んな良い人ばかりだしなんなら前作のあいつが改心し始めてるのが納得いかない
最初は影武者的な別人かと思ってたら普通に新たな研究者出てくるし
前作は拙くても皆んなわりとイカれて人間らしさがあったのに今作は悪い意味で悪人を書くのが上手になったせいで読んでいても共感できない部分が多く何というかスゲー酷いやつだな(小並感)くらいにしか思わない
この手のゲーム漫画はいちいち対戦内容を考えるのが大変で前作のラストあたりからネタが切れてきていたのにまさか続編作る発表に予告も風呂敷を広げすぎてて心配したが案の定の有様だった
最悪だったのは新しい二つのシステム
あれのせいで本来の奴隷を作る楽しさが失われてしまった
何でもあり過ぎて結末も予想しやすく最後はどう描くのかというワクワク感が無くなった
あとせっかく前作キャラを模した伏線を早々にネタバレしてしまうのは打ち切りを見越したからなのだろうか?
前作のJシステムもどうかと思ったがほんとガッカリした
前作を読んでいて続けて読んだなら評価は1
ただこれを単発として読んだなら絵とサイコな雰囲気で楽しめなくも無いと言う意味で2です
時系列とか自死した教授はどこまで仕込んでたんだよってツッコミとかわりとあるんですがそれを描く技量が足りてないまま上手に書くことだけ成長してしまったのが残念
巨大な組織とか大きな欲を止めて前作のような人単体の個人的な欲をベースに作った方が輝いたと思います
某ひぐらしのアレ並に蛇足な作品でした