この作品単体でも楽しめますが、できれば「ROUGE」から読んで大和に魅せられてください。「ROUGE」では脇役でしたが、それでも存在感は半端なく、個人的には「ROUGE」のふたりよりも大和と由紀夫のふたりともがツボ過ぎて、特に大和の色気どうなってるの? 高校生であれは凄まじい。由紀夫、あんなに傍にいてよく我慢できてたよね。人前で決して泣かない大和が泣いたとき、由紀夫の、いえふたりの世界は一変して……。ヤクザモノだし、特に2巻は緊迫するシーンの連続で、大和どうなっちゃうのと終始はらはらしましたが、ふたりの決めた選択と覚悟にはこちらも号泣です。
最終話まで読んで絵には十分色気はありますが、少し甘さとエロが物足りないと思っていたら……。いやあ、最後にどかんとものすごい萌えがきました。これからも何度も読み返す作品のひとつです。大満足。