ネタバレ・感想あり甘木唯子のツノと愛のレビュー

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絵の構図が好き
2022年10月31日
著者がアニメーターなので、絵の構図が3Dのようになっていて、新しい感覚の漫画だなと思いました。遠近法を上手に描いてるだけではなく、あらゆる角度から絵が構成されています。(適切な表現が分からない)
話しも、もちろん面白いです。また漫画を描いて欲しいです。
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読み手によって感じ方は変わるのかな
2022年9月21日
213p、短編4作品のうち最後が表題作。郷愁を誘う雰囲気。楽しいだけで過ごしているわけではない子供時代。所々、難解な表現もあったが絵と内容が凄くマッチしておりどの作品にも少女時代の儚さや恐れや輝きがそこはかとなく流れており嫌いではない。
ある意味、理想的な関係性
2020年6月9日
人間関係が複雑になり始める少女時代、大人になり始める思春期、子供たちから母への想い。
シーンが一つ一つ美しく、記憶の中にある美しい夏休みを過ごしたかのような清涼感があります。
良質
2017年10月20日
良質なショートムービーを観ているようでした。来歴読んで納得。妖怪ものかと思っていたので少し肩透かしでしたが、買って良かったです。
映像作品としては良い気がする
ネタバレ
2025年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 213ページ。
短篇3作+表題作が本の半分くらいの作品集。
画面は良いです。映像作品としては良質なのではないかと思います。ただ、「動き」や「音」を武器にできる映像作品と違って、漫画はあくまで(動きがあるように感じても)静止画なので、その分は損してる。
映画などの流れていく映像作品と、漫画などの紙媒体作品では、求めるものが(自分は)違うな、と感じました。
個人的な趣味の問題ではありますが、紙媒体作品には「その場にとどまって深く潜れる」ものを求める傾向があり、この作品集はそういったものではありませんでした。
「読者の想像に任せる」部分が多く、そういう作品も好きではあります。
ただ私が好きなのは、読後、小舟に乗せられてすいっと押し出してもらえるような、そんな感じのもの。こちらは、水際に取り残されるような印象でした。

あと、『IDOL』の先生、ギリギリのラインで踏みとどまれてはいるけれど、だいぶヤバいですし教職を退いた方が良いと思いました。
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イマイチ
ネタバレ
2022年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集です。
「透明人間」が一番面白かったかな。
小学校で同調圧力になじめない子、その友達が気を使ってしんどくなるのがリアル。
表題作は母親の存在がイマイチわからなかった。
同じ都内で親の介護行ってただけで会いに来ないとかありえる?
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作家名: 久野遥子
出版社: KADOKAWA