ネタバレ・感想ありブライダル・フェア―結婚見本市―のレビュー

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経験してこそ人生
2020年6月14日
経験に勝るものはない。人間は考える葦は。経験して考えて道を選ぶことが大事。ただ流されて生きず、恋も結婚も仕事も地に足をつけて行けば開ける。この漫画はそういうことを教えてくれる。
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結婚の辛さも幸せも
2020年2月15日
粕谷さんの作品が大好きで長編をよく読んでいますが、オムニバスもとてもいい!
結婚式と聞くと幸せな二人しか周りには見えないけど、再婚であったり年齢が適齢期ではなかったり、幸せな場面だからこそ影も見えるものですが
粕谷さんの作品では逆境にあっても涙と笑顔で幸せに向かっていく健気な女性たちが丁寧に描かれてます。
読んでいて自分も頑張ろう!と思える漫画です。
結婚とは
ネタバレ
2023年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 粕谷紀子先生の作品が大好きで、
試し読みしてから購入しました。
3話ありますが、粕谷先生の定番?の結婚や不倫がテーマの一冊です。1番印象に残ったのは最初の話で、不倫モノでした。なんだかこういう類のお話って読んでしまうんですよね〜。若いがゆえに全てを手に入れたいという傲慢な主人公が、奥さんがいると分かっていて社内不倫をします。しかし気持ちがエスカレートした時、いつまで経っても一番になれない寂しさと、自分の過ちに気づいて距離を置くのです。あのシーンがなんとも言えませんが、とっても刺さりました。
時間がかかったもの、自分に正直になれる主人公は人間味があって素敵だと思いました。
世間体やステータスで結婚するのもありですが、長い時が経っても本当に愛せる人と結ばれたいと思える作品でした!
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好きな作家さん
ネタバレ
2020年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三編ともテイストが違っていて面白かった。不倫カップルが別れたあと、年老いてから再スタートする。不倫が長引いたときは奥さんも情緒不安定になったり、浮気相手がストーカーになったり、旦那は「優柔不断な自分が悪い」と、その通り!と納得。二つ目の自由人な男、やっかいだけど、女性を惹きつけてやまないタイプ。この作家さんがお得意な男性像。今回の人は芝居馬鹿で、女性にダラシないタイプではなくて安心した。三つ目は結婚式当日に、お互いの相手に逃げられて、海外まで追いかける話。「運命の相手」だからと、逃げた2人は結婚。でも、今後また、「運命の相手」が出てくるかもしれないから、そのたびに別れるのかな?(笑)
幸せかどうかは、自分の気持ち次第だということなのかなー。
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作家名: 粕谷紀子
出版社: 集英社