ネタバレ・感想ありアステロイド・マイナーズのレビュー

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ドライで、リアリスティックな宇宙漫画
2024年4月9日
短編連作形式のSF漫画です。いいSFものは余韻が残りますよね。宇宙、特に小惑星開拓にまつわる物語を描いています。1巻と2巻で全7話、時間軸も場所もバラバラ、それぞれの話は少しずつ関連があったりなかったり。
夢と希望に溢れた宇宙では無く、ドライに、リアリスティックに描いています。でも決して否定的というわけでは無く、人類が宇宙に進出する道のりや意思への応援というか、尊重しているというか温かい気持ちを感じます。
作者のあさりよしとお先生は以前、学研の科学漫画も書いており、ご自身でもロケットを作る活動をされている方です。深い見識を元に、ユーモアを挟み物語になっていますので、読みやすいと思います。
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夢はあるけど夢物語じゃない未来予想図
2022年8月22日
1巻196、2巻228ページ。
宇宙開発にまつわる、オムニバス形式の短編集。時系列はバラバラなタイプで、宇宙ステーションから小惑星探査を経てスペースコロニーまでの、宇宙で生きる人々の様子が描かれています。
著者の宇宙開発知識、現実的でダークな視点、ジュブナイル、そして何より宇宙への憧れを、見事にまとめきった傑作。これぞ「あさりよしとお」!って感じです。特に3話目(1巻)のコロニー生まれの三少年の小冒険が好みでした。
ロケット系の描写はガチなのでけっこう難しく、考え考え読む感じでしたが、そこが面白かったです。
知識に裏打ちされたサイエンスフィクション、現時点ではまだ「スペース・ファンタジー」かもしれませんが、一般のそれとは一線を画した「未来予想図」であると思います。
100年後の誰かがこの作品を読んだ時、私がジュール・ヴェルヌ作品を読んだ時と似たような気分になるかもしれないな、と思うとなんだか楽しくなります。
最初はコミカルな話しかと思っていましたが
2020年1月4日
軽くコミカル調で科学的な話を分かりやすく説明している話しだと理解しました。
中々面白い話しでした。
結構怖い部分もありますが、それなりに楽しめました。
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