ネタバレ・感想ありハッピーモーメント【分冊版】のレビュー

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大好き
2022年8月31日
作者様のもう1つの方を読んでめっちゃ良かったんで、こちらも購入しました。この誰も救われない展開、でもそんな中にもハッピーモーメントは後輩くんにはある。めっちゃ良かったです。
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その時、その瞬間の
ネタバレ
2022年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ *野津先生の『君とハネムーンにさらわれて』がすごく良くて、こちらにも手を伸ばしました。
バドエン苦手な私だけど大丈夫だろうか…とドキドキしながら。

結論、大丈夫でした。
ていうか良かったです。
確かに全くハッピーエンドじゃないしそれを期待していない(絶望している)ままのエンド。
でもこれ、、本当にハッピーエンドにはなりえない2人なのかな??
だってこの2人、カケラも別れる雰囲気ないじゃないですか。
一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、変化が起こる可能性は高まる…アリだと思いますよ、いつか、ハッピーになる2人の未来も。

しかし作者様も読者も「今」その結末を見ることは望んではおらず、あくまでもこのクズな2人のどうしようもない泥沼を堪能するところに留めておく作品だという…悪趣味やなぁ我々も(笑)

タイトルも秀逸でした。この作品がなぜ『ハッピーモーメント』というタイトルなのか、そりゃもう読者としては少なからず考えちゃいます。読み終わってすぐ2周しましたもん。
私見で恐縮ですが、以下私なりの解釈です。
みのりが駅前で再会したのは憧れ続けた幻想の先輩ではなく、自分と同じクズに成り果ててる先輩だった。だからこそ、みのりは先輩をリアルに抱けた。とても酷い状況で、クズらしく。
どう考えても報われるわけはないのはわかってる、それでも先輩に触れているその瞬間は幸せで(手を掴む時でさえ)…事後、現実に絶望して…また幸せの絶頂を味わって…の繰り返し。
その時、その瞬間の幸せ、それだけを縁(よすが)にしているみのりの(今の)生き様がタイトルになっているのかな、と。

ああいつか何かの奇跡が起きて、この2人にハッピーエンドが訪れると良いな。
そう願ってしまう作品でした。
なんか 泣けてくる。
ネタバレ
2022年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学時代に 憧れていた先輩が クズになっていて、自分もクズの極みになっているっていう 二人とも 違った意味で クズで 底辺を生きていて その情けなさと怒りと失望を せっくsという屈辱の形にして 先輩を 懲らしめていたはずなのに、毒を もしかすると そうやって 吐いていたのかもしれないな、と思いました。最後は 二人で お互いを 浄化したのかな、慰め合っていたのかな。あのハグの時が 後輩にとって 最高の”幸せの一瞬”だったのかもしれない。この二人の果てを見てみたいものです。
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どくはきmasu
ネタバレ
2022年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩も、後輩も、何がしたいんだかまるで理解できません。自滅型の芸術家タイプってほど、才能があるわけでもないんだろうし、まずは腰据えて生きてみろー!なーんてずいぶん偉そうに書いてますが、なぜ星5なのか?それはね、面白いからですよ!!
野津先生もっと描いてください。
どこだ?
ネタバレ
2022年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ どこがハッピーだったのか見出せそうになかったんですが、タイトルが言うハッピーモーメントは一体どこなんだろう?と自分なりに考えてみて、勝手な主観ですが、あーきっとここかな?と自分をむりやり納得させました。後編の最後、事後に続くみのりのモノローグ。その一瞬の淡い"期待"、多分コンマ5秒もないであろうその瞬間の中だけでは夢見れたのかなと。まあみのりの気持ちでしかないんだろうけど。誠司さんのハッピーモーメントは、、わからん、見つかんないです
最高だったな……
2019年9月28日
昭和の情緒あふれる作風や絵柄が当時へのリスペクトを感じさせる。借金のある人×チンピラ。借金の取り立てにきたら、相手は過去に憧憬を抱いていた先輩だった。金の代わりに体を……というアウトロー?メリバ?なんですけど、私はすごく刺さりました。最高。もっと読みたかったな~!
再読してみた
2021年4月17日
けど、やっぱり悲しいし、一向に交わる事がない2人を見るのが辛くなります。タイトル通りハピエンになるのかと思いましたが、主人公の独り善がりと言うか
わかっているのに終わりにしない虚しさが…残ります。違う展開になってくれたら、面白いけどあのままだったので、攻めの片思いで辛く終わりました
その後2人の関係は変わるのか……
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作家名: 野津いぬま
ジャンル: BLマンガ
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna