死のうと思ってた男子高校生がゲームの世界に転生する話で、タイトルではハーレム言ってますが4巻の時点では獣人の女の子ロクサーヌ1人のみ。エロい描写は数回寝る前に行いますが、1〜2ページで終わる程度なので童貞ではない限り無表情で読めるでしょう。あの程度でエロいとか言える人は安上がりでいいですね。
とにかく言いたいのは話の進みが遅い。いつまで同じ敵狩ってんだか。作者が細かい性格なのか、スキルをひとつひとつ試したりレベルを上げるため同じ敵ずっと狩ったり。んで新しいスキル覚えたらまたそれをずっと使って…。普通はレベル上げはある程度端折り、新しいスキルや新しいジョブ、新しい敵を出して読者を楽しませるものですがこれはいつまでたってもレベル上げの苦行を見せられる。まだ初回の雑魚の木や芋虫狩ってんのかよとウンザリ来ますね。
設定やスキルも案外細かくそれをいちいち説明し、敵の効率いい倒し方とかどうでもいいんですよ。リアルには敵出ませんから教えてくれなくても。展開が飛びまくる下手くそな作者もいますがこれは逆で、展開が細か過ぎる神経質な作者と言ったところかな。ようやく説明混じりの苦行狩りが終わったと思った所で夜の営みに入る。つまりあれはエロではなく苦行からの休憩、つまりティータイムと同じ。それにいちいちダンジョンから宿屋に帰って寝るまでの描写も毎回ある。プラス武器屋、魔法屋、防具屋、宿屋等毎回街の人との絡みまで描く始末。丁寧と言えば聞こえはいいが、いい加減にしろよマジで。
4巻の時点でまだダンジョン3F入ったとこだよ?何階まであるか知らんが1年で2冊出るとして何年かかるんだ?仲間を増やしてハーレム作ろうと1巻で言ってたが、4巻でまだ1人ってハーレムまで何年かかるんだ?後3人増えるまでに干支一回りするぞこのペースだと。作者はエルフか?人族より時の流れが遅いんか?500歳くらいまで生きるつもりか?異世界から逆に地球に転生して来たんか。逆輸入か。異世界のこち亀目指してんのか。40キロ制限の道路で40キロピッタリで走るタイプか。
せっかちな俺はイライラしてしまいますね。気の長〜〜〜〜い人なら読めるかも知れませんが。次の巻がやっと出ても街でダラダラして2回くらいエロ描写あって終わりそう。