いきなりシャンパンを浴びせられて、浴びせてフォーリンラブでした(笑)シャンパンが、という事ではないけれど思いがけないトラブルにあって相手の存在を強烈に印象付けて、その直後に再会はもう忘れられない存在となってしまった。おまけに、1ヶ月ボディーガードとして一緒に暮らすなんて親密な状態に置かれては、何も起きないわけが無いと もう確定的要素がそういう道筋と分かっても面白い。こういう衝撃的ロマンス待ちなのは、少女、少年漫画のそれのような(寝坊してトースト加えて走って交差点でぶつかるシチュエーションみたいな)もう伝統的スタイルなのかも(笑)一風変わっているのは、ボディーガードの役割を担っているのはヒロイン側。多くの物語は男性に護ってもらうのが常なので女性だってという強さをアピっている所と それでも可愛らしく素直であるのが素敵なヒロイン。ヒーローも頑なであるのは前妻のせい。それでも惹かれる気持ちが溢れていてそのとき待ちな私としてはジレてため息も出るけれど、娘への愛情の示し方の優しさ穏やかさ具合と、この先生の作画が甘いだけの空気にせずピリッと辛子を効かせて主従関係の中に引き戻して妙に現実的。ウットリと、というわけではないが、順当なハピエンだったと思った。