2巻読了。写真が好きだけど平凡な加賀谷×世界的な写真家の息子で自身も才能溢れる相楽。高校時代の先輩後輩です。高校時代はトムとジェリーのようだった(ただし追うor追われるのは逆)二人が相楽の卒業を機に最悪の別れ方をして、2年後に再会してからのお話。1巻で高校時代の二人をじっくりページを割いて描いてくれているので先輩の変化が分かりやすいです。加賀谷のイラつきもよーく分かるけど、先輩可愛いなあー。今の先輩も結局はツンデレでお話が進むごとにデレが増えるので、ひたすら可愛いしかありません。2巻では相楽父が登場、こちらもいいキャラで可愛い父子。先輩のコンプレックスはファザコンを拗らせた結果だったのかな。先輩が殻を破って前に進む、明るい終わり方でよかったです。でも三並展の授賞式のシーンはもう少し盛り上がりが欲しかったー。加賀谷が写真の才能は凡人のままで新たな道を見つけるところはご都合主義になりすぎずでよかったです。しかし壊れたカメラの修理代、相当高かっただろうな…。これで終わりなのかな?お話としては綺麗にまとまってますが、少し大人になった二人も見てみたいので続刊希望です。せっかくだからもう少し掘り下げて欲しかった部分もあるけど、とても好きなお話だったので星5つ。