このレビューはネタバレを含みます▼
シリーズ序盤と中盤までは、それこそ主人公レオにとっては、他人に振り回されたり仲の悪い人と共同作業をしなければならなくなるなど、受難がたくさんあります。ですが最後の大団円においては、これまで終始強気の「ツン」ほぼオンリーだったヒロインの貴重な「デレ」の描写を見ることができ、まるで今までの苦労が報われるような感覚を覚えます。全3巻、ストーリーの動向が気になっていた自分としては一気読みを推奨します。しかし、やっぱり学園生活ってなんだかんだ言って、楽しくて良いですね。