179,175,219,191,172,172ページ。
ほぼ表題作、5巻にのみ短編1話(約40ページ、耳の聞こえない童話作家と編集者)。
絵がとてもきれいで、キャラが魅力的。
(1巻の最初はそうでもないかな?古いです)
猫くんも可愛い!表情もキュート。
恋の展開も邪魔が入りまくりですが、最後のほうでBL進展します(笑)
ちょっと変わった設定で、動物と話せる人のお話。
パラレルや死後の世界なども背景にあり、そういう話は好きなのですが、、
いろいろ中途半端なのがもったいなかったー!
(あとがきでもおっしゃっておられましたが)
長編ものが好きなので、期待しすぎたかも。
せっかくの面白そうな設定&前振りが活かしきれていないのが、残念でならない!
起はどこへ。。?
承、転、結びにつながってない。
美麗な金髪留学生くんは何だったのか?
ひっかきまわすのもいいが、彼の葛藤や父との関係の話がもっとあったら良かったのに。
展開も練りが甘いのか、うーん?と納得いかないことも。
何でそこでいらんことするかな?内緒にするのか?
と、不自然?な流れであえて邪魔が入る。。
それなりの理由が感じられないので気になる。
え?いつの間にそうなった?
と経過が飛ぶ。
展開がゆっくりなだけに、なんでそこはないの?と腑に落ちなかった。
途中空けながらかなり長い時間をかけて描かれたようです。
1巻の発行が2003年、最終巻が2015。
1巻は作者さんの初単行本で初連載だそう。
BL誌での長期連載は、普通誌より思った以上に難しいのかも、と思いました。
元々が少女・青年漫画の長編ものが好きなので、つい比べてしまうから余計気になるんでしょうね。
そんなわけで、自分には読後感がやや消化不良でした。
きれいな絵が好きな方、動物好きの方にはオススメ。
BLが苦手な少女漫画好きな方にも楽しめそう。
ストーリー重視には物足りないかも??
短編は古い作品だそうですが、こちらのほうがほっこりの読後感で良かったです。
優しい感じのお話。その先も見たかった。
お話星3,5ですが、、
いつものように繰上げで甘め4にホントはしたいんですが~、総合4,4はやや高い印象があるので、今回は3で。。
(完結前の古い投稿も多いようです。読んだ感触では総合4弱くらいの面白さかな)