4巻から新章突入で楽しみ!って読み進めていましたが、
新ヒロイン枠のアイシラが、
純粋というか、素直な性格をしているのは分かるのですが、
『悪意なき悪意』を周囲に振り撒くという感じで、ヘイト高すぎぃ!!というか。。。
読んでて、しんどいです。
個人的に、
罪を犯した者には
相応の罰を受けさせるのがスッキリしてて好きなのですが、、、
今回のストーリーが決着したとしても、
周囲の人間が明確に厳格に、アイシラに過酷な罰や断罪を与える事は無さそうで、、、
なんか、ゆる~~~い感じに『許され』て、
それ以降は、罪の追及も無く、アッサリ流されて終わりそうで、、
なんかモヤモヤしてしまいそう。。。。。。。
正直、
この世界にたった1人だけが使える浄化魔法の能力者のアカリが、
侯爵令嬢を攻撃した事で、
魔力を封じる塔に幽閉状態にされているレベルなのに、
次期国王に(ある意味、劇薬の)
意識を操作するような薬を飲ませたアイシラが
注意と一定期間の謹慎で済んでるのが、納得いかない~…と思ってしまう。
ここまでくると、
ティアラと、ある程度面識があって同情して貰えれば
どんな罪でも軽くして貰える…みたいな、
権力者の癒着みたいなものに見えて来てツラい。
約束されたお花畑ストーリーのようで、
血なまぐさい事も無いので、、、
登場人物たちの、国を担っていく身にしては、なんだかなあという
冷めた気持ちになってしまう。
気持ち良く読み終わりたい人は、
3巻までで購入を止めておいた方が良いと思います。
この作品であれば、
どんな内容が含まれてもドンと来い!という人は、まったく問題なく楽しく読み進めて行けると思います。