とにかく、読んで欲しいです。絶対にはまりますから。一度入ると なかなか 出てこれない世界観ですから！
４巻の小絃ちゃんの”猫さんのバカッ！”の破壊力の凄さよ！ 自分は そこから 最後まで 鼻の奥が ジーンとしたまま 大変なことになりながら 一気読みしました。この後から ストーリーが ゴロンゴロンと 思わぬ展開を見せて、みんなの感情が 人と交わることで 浄化されていって、びっくりするよな怖い出来事が起きて、そこから みんなの関係が いっそう強くなって、みんなが 何をどうしたいのか、どうすればいいのか 考えだして、自分と向き合って、自分と大切な人たちのことを考え出して、クライマックス、そして、穏やかなエンディングで フィニッシュとなるのですが、小絃ちゃんの成長が凄い！ ページをめくるごとに 精神的に どんどん成長していく彼女がいて、それを ただただ 見守りながらサポートしている家族（弟たちが めっちゃいい！）や友人たちがいて、切ないシーンでも どこか愉快な雰囲気もあったりで、重いテーマを扱いながらも、クスって笑えたり、癒されたりするシーンもあって、川端先生のマジックの凄さたるもの！いろんな友人が いろんな風に 小絃ちゃんや冴門に関わっていくのですが、それが まるで 万華鏡のようで いいです。少女漫画ですが、大人でも 楽しめると思います。（自分が すっごく大人で めっちゃ 楽しんで読みましたから！） ほんと、読み応えあって、読みこめば、読み込むほど、違う発見もあります。小絃ちゃんをはじめ、冴門先輩や猫さんや他のモブキャラたちの表情の変化や言動にも 注目して読むと それは それは めーっちゃ 読み応えのある大作だな、と思うと思います。
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