1巻の試し読みまでは、どちらかといえば勇者を見送り、凹む間もなく さっさか家売って故郷を出立する前世持ちのヒロインで、ラブコメに重点置いているような内容なのかなと思った。だから2巻~最終巻でこんなシリアスタッチになるとは思わなかった。
余りにも転生しすぎて、そして過去の勇者も多すぎてこんがらがったりしたけど、2度3度と読み返すうちに頭に入ってきます。
これだけ多くの勇者とルイザの前世が犠牲になったのだから エンディングはどうなるのかと思ったら、ファンタジーというジャンルはある意味安心して読めますね。
全4巻という長くもなく短くもない丁度いい長さだったのも良かったです。