最初、表題の受けに人権がなくてビックリするんですけど、最終的にはハピエンなので倫理観や道徳心には目をつぶってもらった。表題はアダルトグッズ会社に就職し、失態を取り返す為に実地レビューを書くことになった受けが、攻めにレ……から始まる。攻めの恋愛観がぶっ壊れてるので、肉欲先行しただけで大きな悪意はないけど。だからといって、レはダメだろ!と思います。が、後半で挽回してるので許した。二作目は、ものすごいビッチがものすごい童貞と付き合って染まっていく話。三作目は、DV過去を持つ受けがぬいぐるみ依存しているのを、攻めが嫉妬する話。これが一番可愛くて好き。倫理的にも比較的まともな内容。四作めもDV過去を背負ったどビッチ受け社会人が隣人の学生を襲う話。三作目以外まともな恋愛観を持っていない片割ればかりなので、ハピエンになるまでがちょっとだけ堪えます。最終的にはとても幸せカップルになるけど、倫理観に目をつぶってもらわないといけない話が多いので、まっとうな道徳心の人は疲れてるときに読むと少しダメージを受けるかもしれない。私は三作めが良かったのと、絵柄が肉感的なタイプでもないのに、こんなにえっちな漫画を描ける作者さんに敬意を表して。絵のクセが強いと皆さん言ってますが、表情がすごく活きるので、やっぱりこの絵柄でないとダメな気がしました。ただ描き分けはできてない。表題で攻めだった人が二作目で受けになってる?!と一瞬混乱するくらいには同じ顔だし、髪型も似たり寄ったりでしばしば困惑する(笑)。