最後まで読んでネタバレにならない程度に感想を書くと
結局風呂敷を広げたまま終わったなって感じ
打ち切りと言うか突き抜けたと言うか何を描きたかったのか良くわからない
以下にダメな点を挙げると
①ゴールを定めなかったからとっ散らかった話にはなった
例えばタイトル通りのドラゴンステーキを食べてもらう軽食屋エンドにするとか
いじめっ子との結着をつけるにしてもそれを召喚の願い事にするエンドとか
勇者エンドならそれはそれで人間と敵対するのか別の道を歩むのかとか
そういったゴールを定めないから最後は良くわからない終わり方になる
②女性キャラが描けない
いや聖騎士の連れをみるに描けないこともないのだろうけど極端に少ないのに題材に料理なんて持ってくるからうまく話が動かない
最後までてっきり勇者は女の子だったオチを期待してたんだが水浴びでも良くわからなかった
精霊はどちらにでもなれるのかな？
今のご時世だし女だから料理とかって話では無くてガサツな男キャラばかりだからコンセプトの料理の話が全然活かせない
せめて勇者か主人公を女性にした方が話を作りやすい
③全体的にシリアスが多め
これは女性の作者にありがちな癖だけど上記のダメな点が影響した結果お店や料理の話が円滑に進まず結果重い話ばかりに偏ってしまった
タイトルが軽いのに中身が戦闘とか重い過去話だらけだから途中打ち切りも止むなしなんだろう
たぶん平成初期のガンガンとかなら読まれたかも知れないが今だと難しい
せめてシリアスにするなら変に伏線を隠さないで始めから勇者の生い立ちとか出した上で願って主人公を召喚する方が良い
あんな適当な上に結局双方何も願わないとか読んでてこの作品は何がしたかったのか虚無だけが残ってしまった
内容にあまり触れずに書き出すとこんなところか
別に打ち切りでも何でも作者が何を訴えたかったのか判れば３くらい付けるのだけどそれが伝わって来なかったのが残念
それぞれのキャラも結局何がしたかったのか曖昧だし
難しく考えた話を作るより少し簡単な感じで話を作った方が読み手には受け入れられると思います
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