ネタバレ・感想あり春の蛇のレビュー

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彷徨う心
ネタバレ
2024年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなかヘビーなお話かな。
高校生のときの友人だった佳斗と三谷。セフ レだった。でも、好きだった。言ったら、終わってしまった。

良い人に擬態した佳斗だって傷つき封印する。何年も経って再会した2人。嫌なことも良いことも思い出し、楽しく過ごしたが…

受けの三谷は環境に壊された人間だ。誰も彼を救えなかった。攻めの佳斗が安らぎだったのに、応えられないから離れた。

三谷の病気は三谷のせいではないけれど、佳斗にも話せなかったから、誤解とすれ違いをうみ…

5年の月日。再再開。すり抜けていく三谷を佳斗は離さないだろう。
切なく退廃的で、残酷。でも、ハピエンだろう。
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春の蛇は脱皮するんです。
ネタバレ
2023年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 春の蛇は脱皮するんです。だからちょっとだけタイトルに希望があるのかな。受けの背景が辛くていびつで攻めはいい人間に擬態して生きてる。でも結局攻めの人間性が良かったのがポイントかな。受けの最後の覚悟が立派だったので私的にはそこで終わってても納得出来ました。その時点で2人ともが脱皮したように見えますから。ラストシーンに表情が描かれてないのが意味深で好きです。
儚い
ネタバレ
2022年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何か儚げな雰囲気がずっと漂っていて、絵柄と凄くマッチしていました。春の後で長い髪になっていた三谷。それまでずっと佳人は待っていてくれたんだね!!
蛇のようにじわりじわりと…
2022年9月21日
佳斗の日常に侵食してくる三谷、その様子がとてもよく描かれていました。仄暗い過去やミステリーが漂うなか二人は次第に惹かれあっていくのですが、二人の始終相手を探るような眼差しのアップが多くて最後までドキドキハラハラさせられます。ラストは…この作品はラストがどうなるのかがいちばんの見どころでもあると思うのですが、わたしてきには虚無感と希望が同居するようなとても印象に残るお話でした。
読みごたえあって面白かった
2022年1月19日
切ない!!余韻の残る話だった(>_<)幸せになってほしいです。残念なのは上下巻にしてもっと深掘りして読みたかったかなぁ...
切ない
2021年10月15日
読み終わって、時間差で涙が溢れました。凄く辛い。苦しくて切ない。好きなのに報われない2人。三谷の抱えたものが大き過ぎて、辛い。三谷の気持ちはわかるけれど、佳斗の為に戻って欲しかった。2人とも悲しくて切ない。せめて再会後、2人一緒の未来がありますように。短編でいいから、そういう2人が見たいな。評価が低いのが納得行かなくて、若干上乗せしました。
余韻を楽しめる終わり方
ネタバレ
2021年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ のっけから犯罪臭。それがどこでどう機能するのか、少しのドキドキを抱えながら読む。推理小説では散見する手法だが、スリルがあって好ましい。それがまずひとつ目の煽り。
次に近親相かん。これは痛い。インモラルな過去がタバコというトリガーを置き土産に受けくんを蝕み続ける。これがふたつ目の煽り。
3つ目はセック ス依存症。言葉だけでも煽ってくるのに、男女構わず手当たり次第。ソコから抜け出せるかもしれない攻めとの関係を逆に切ってしまうのが救いようがない。
3本立てで受けを苛み、読者を煽り続けるが、罪を償う覚悟で攻めの前から姿を消す。
(なお罪状は殺人ではなく薬物販売幇助かと思われる)。

巻き込みたくないと書きながら手紙を出してしまった受けくん。5年間結婚せず、忘れられなかった攻めくん。
ラスト5ページは本当に胸熱だ。
表情が見えないからこそ胸がいっぱいになって余韻が消えない。後は読者のご想像のままに…という終わり方も粋な計らいである。
収監前に最後にした衝動的なセック スと、再開後にあったであろうソレとは全く別物だったんだろうな〜、まるで初めて繋がったみたいな感動と愛と羞恥が混ぜこぜで、涙と他の汁でぐちゃぐちゃになったんだろうなー、と妄想にいとまがない。
ただ受けの収監中、最初の一回以外は面会に行っていないようなのが不自然だった。

局部はホタル、ライトセーバー、スクリーントーン白枠、白塗り潰し、etc.(まるで修正のデパートや!)
えーー!!?良いです。
ネタバレ
2021年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全然バッドエンドじゃない。
らうりー先生らしい少し暗めのストーリー、いいですいいです。
絵も大好きだし、攻め受けどちらの気持ちも分かります。
ラストは映画の終わりのようでした。
イチャイチャして終わってほしい人には物足りないのかもですが、含ませて終わったので余韻に浸れました。きっと、ずっと、攻めは受けを探すし、求めるんだろうなぁ…と思うと、何とも美しいなぁと感じます。
暗めBLが好きな方は沢山いらっしゃると思うので、もっと読まれてほしい作品です。
罪を犯した後に求めたもの
ネタバレ
2021年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭の試し読みから不穏な匂いがする通り、イチャイチャからの両想いでハッピーエンドが好みだとちょっととっつきにくい展開です。でも、最後はハッピーエンドなのでそこは安心してください。
お互いに相手のことを大切に想っているのに、素直に言葉に出せば避けられ、その言葉をどうしても素直に受け入れられなくて・・・と兎に角切ないっ
作り込まれているのにやはり好き嫌い別れるのか評価は低め。
ですが、ぜひ不純な〜と合わせて読んで頂きたい話です。
😊
ネタバレ
2019年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結果的に好きだったけどどうしても一緒になれないと思ってしまう気持ちが儚い。
擬装
2021年11月24日
高校の訳あり同級生だった佳斗と三谷のお話。
犯罪が関わるため多少の重苦しさがあります。
負の部分で惹かれあった2人のこれまでとこれから。
負の側面について、三谷は分かりやすいのですが佳斗は分かりにくかったですね。
個人的にもう少しコントラストが欲しかったので星1つ減らしています。
二面性や擬態の単語に思うところがある方にお勧めします。
終わり方
ネタバレ
2021年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 終わり方がいや!ハッピーエンドでもこの終わり方は嫌ー!見つけて終わりって、手抜き?この後が見たいのに〜!
ややダークな作品
2018年12月24日
あらすじからわかる通り、ややダークな内容。途中までは本当に面白くて、最終的にどうまとめるんだろうと期待して読んでいたのですが、ラストがあっさりしすぎて残念でした。
美しい終わり方だとは思います。
でも、その先の2人をもっと読みたかったのに、なんでそんなとこで終わるの?そこから2,3話入れてよ!!という気持ちになりました。
やや不完全燃焼なまま終わってしまった感があるので星4つにさせて頂きました。
予想外
2024年10月16日
まさかの犯罪で衝撃でした。重くて暗さがあるお話で結局くっつかないのかなと思ったら、ラストでもしかしての展開。完結してないのかな?二人のこの先が気になりました。
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少し物足りない
2021年3月18日
テーマは良かったんですが、惜しいかなー。ラストは賛否両論だと思いますが私は特に気になりませんでした。それより攻めの二面性が現れるのがラブレターのシーンだけで、後は普通の人っぽかったのと、受けの親父はその後どうなったんだろう?というモヤモヤが残りました。もう少し掘り下げてくれたら感情移入し易かったかなと思います。
この終わり…
ネタバレ
2018年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ サイトで読んでいて面白かったので、描き下ろし目当てで買いましたが……正直、この終わり方か〜って感想です。その先が見たかったんですよね… 「ご想像にお任せします」終わりはあまり好みではありません。ちゃんと幸せになれた2人の姿を見たかったです…
暗い
2021年10月14日
暗すぎるお話に引いてしまった。救いがあるような終わり方だけど、再開復縁話が好きな私には物足りなかったです。
暗いなー
ネタバレ
2021年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんかもう攻めは最後のぽっと出の奥寺くんとくっついたら良いよ、と思ってしまった。受けの本心が良く分からなかったのでこの先本当にハッピーになれるのか…。学生時代あっさり捨てたし、ラスト戻ってこなかったし、依存症とは言え不特定多数と関係持ってるし。まあ攻めが唯一好きになったのが受けだったから仕方ないのかね。
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作家名: らうりー
ジャンル: BLマンガ
出版社: KADOKAWA