40代同級生同士ですが、絵柄のせいかまったくおじさんに見えません。でも、取り巻く環境やらでおじさんだってことを感じながら読めます。
数十年ぶりに会った同級生がひょんなことからルームシェアすることに、はBLあるあるですが?親友だったとか、どちらかが片恋とか、そういうのではないのは新鮮でした。
バルを営む門司くんは、わちゃわちゃタイプで、男らしいとこもあれば、ウジウジ悩んだり、馬鹿な発想したり、等身大のサービス業男って感じです。
弁護士の六車くんは、朴念仁みたいなわりに、結構情熱的で寂しがり。抱き締め癖とかかわいい。表情に出ないだけで、心は結構愛を求めてる感じでした。なのに、言葉選びが悪く無神経さがひどい!傷つけることもズバズバ言う。けど愛の言葉もズバズバ言うから、ギャップ萌えしてしまう。
友達、恋人、家族、すべてになれるふたりの関係性がとても良かったです。意外とエチも結構あります。元嫁さんともそうだったのかなー?とかワタシでも思っちゃったよ、門司くん!