4コマ…たまに8コマで綴られる、田舎で幼馴染みで恋人である高校生男子ふたりの日常の一コマを、春夏秋冬、1年通して見守れます。
甘いひととき、何でもないひととき、すけべなひとときもあれば、センチメンタルなひとときもある。そんなひとときを大事に大事に生きてる。
もう恋人としての関係は始まって1年未満の状態からのスタート。ふたりの始まりを想像しても萌える…。
なっちゃんは、デリカシーもなければ口も悪いし、一見ぶっきらぼうだけど、心は死ぬほど暖かくて、ストレートに言葉に出すタイプ。
しーちゃんは、ナツオの可愛さに毎日ずっと悶絶している残念イケメンで、かなりの心配症。ふたりの未来も、不安でたまらないんだろうけど、男前な性格のナツオにきっと引っ張っていってもらえるね。
何事も起こらないのに、なんだこの読み応えは、て感じで、作品の良さを言葉にするのが難しいです。
ふたりを見たくなった時に、いつでも、どのページをめくっても、読み返せる1冊。